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「軍師官兵衛」高岡早紀がアピール! 『見どころはキラッと光る女性たち』

2014/02/05 21:39

小寺政職(片岡鶴太郎)の正室・お紺を演じる高岡早紀
小寺政職(片岡鶴太郎)の正室・お紺を演じる高岡早紀 (C)NHK

NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」で、黒田官兵衛の主君・小寺政職の正室・お紺を演じる高岡早紀にインタビュー。自らの役どころや撮影時のエピソードなどを聞いた。

お紺は、片岡鶴太郎演じる政職の正室。優柔不断で官兵衛(岡田准一)を悩ませる政職の急所をしっかりと押さえ、官兵衛とは出会った時から心を通わせ合う。嫡男・斎が生まれてからは、生来の聡明さで小寺家を支えるようになり、政職らに頼られ、官兵衛を支えていく。やがて訪れるお紺の死は、小寺家の迷走と、官兵衛人生最大の危機の始まりとなる。

インタビュー当日にクランクアップを迎えた高岡は「もう終わっちゃうのかという気持ちです。もっと長い期間をかけて撮影できたら良かったなって、さみしい気持ちです。本当にあっという間でした」と名残惜しい気持ちを明かした。お紺について「にえきらない殿(政職)をうまく操りながら、一生懸命尽くすんですが、片岡さんが演じてくださったことによって、より私の役柄をつかみやすかったですし、とても楽しかったです」とコメント。また、政職の鼻が赤かったことにも触れ「お会いする前にうわさでは聞いていたんですが、私の想像以上に赤かったんです(笑)。でもいい意味での驚きがあって、それが殿の人柄を表すのに役立っていると思うし、かわいらしいですよね。ずるい! 私も何かあったらよかった(笑)」と少し悔しそう。

官兵衛を演じる岡田准一について「すごく真面目な方だと思いました。役柄に関して、真剣にスタッフの方と話をされている姿を見て、一生懸命このドラマに取り組んでいるのを感じました。最初にお会いしたとき、すごくピタッと役にはまってそこに存在していらっしゃることに驚いたことを覚えています。岡田さんは官兵衛に成りきっているというか、役に対する思い入れがすごいですね」と印象を語った。

お紺が死んで、政職率いる小寺家は迷走する運命に。「官兵衛が『あなたがいたからこそ、小寺家とその周りは静まっているんです。これからもお助けください』とお紺にいうせりふがあるんです。運命には逆らえませんが、お紺は本当に無念だったと思います」とお紺の心境を察した。また、最期のシーンは、「殿がいかないでくれってお紺にすがるんですよ」と明かし、「お紺がいたからこそ小寺家があったって、殿も思ってくれたんでしょうね。片岡さんの『お紺!』って叫ぶ声は印象に残っています」と振り返った。

最後に、「軍師官兵衛」の魅力について「今回は戦国時代の作品なので、女性が本当に少ないドラマなんですが、男性たちが先頭立って戦っている中で、要所要所でキラッと光る女性たちが素敵に存在しているというところが、このドラマの見どころだと思います」と語り、女性陣のこれからの活躍をアピールした。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

大河ドラマ「軍師官兵衛」
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかにて放送中

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