日本が抱える課題について乃木坂46が議論した「乃木坂と、まなぶ」が発売!
乃木坂46のメンバーが元杉並区和田中学校・藤原和博先生の下で政治、経済、命における正解のない問について'13年から1年間議論を続け、朝日新聞紙上に連載されてきた「乃木坂と、まなぶ」が3月18日にムック本になった。これを記念して3月21日に東京・リブロ池袋本店でお渡し会が行われ、メンバーを代表して西野七瀬、生駒里奈、白石麻衣、桜井玲香、若月佑美、深川麻衣、和田まあや、衛藤美彩、川後陽菜の9人が報道陣の囲み取材に出席した。
ムック「乃木坂と、まなぶ」では政治編の「校則は、誰のためにあるの?」、経済編の「TPPに参加したらどんなことが起きる?」、いのち編の「あなたがもし、母親になったら?」、未来編の「日本はいい国? いやな国?」など4編12項目の議論が展開され、自分の意見を発表し、他者の意見を聞き、立場の違うもの同士でディスカッションすることで、複雑化する世の中を生き抜くのに欠かせない“複眼的思考力”をメンバーの中に育ててきた。
囲み取材に登場した白石は「今まで学んできたことが全部詰まっているので、読み返してまた勉強したいです」、西野は「優秀ワークシートに自分が載ると思っていなかったので、載っていてびっくりしました」と、出来上がった本を見ながら振り返った。
また、衛藤は「議論をしてきて思ったのは、正解は一つじゃなくて、メンバーが33人いたら33通りの意見があるし、だから読んだ皆さんにはまた違った意見があると思うので、自分の好きなメンバーはこういう風に思っているんだとか、いろいろな視点でこの本を読んで楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。
さらに、ムックでも取り上げられている2020年の「東京オリンピック」について記者から問われると、生駒は「2020年に乃木坂46にいるか、芸能界にいるかもわからないけど、もしいたらちょっとでも携われたらいいなと思います」と話した。