水谷豊ら「相棒」劇場版第3弾出演者が全国生中継リレー! 成宮寛貴「犯人役で出ていたらこの場にはいなかった!!」
4月26日(土)から公開される映画「相棒‐劇場版III‐巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」の「列島縦断!完成披露上映会」が4月2日に全国で行われ、東京会場の六本木・EXシアターには杉下右京役の水谷豊と甲斐享役の成宮寛貴の二人が舞台あいさつに登場した。
同上映会はこの日、北海道会場に山中崇史と片桐竜二、大阪会場に石坂浩二と小野了、名古屋会場に大谷亮介と和泉聖治監督、福岡会場に川原和久、そして東京会場に水谷と成宮が赴き、全国5大都市で開催されたもの。
テレビ朝日系で放送されているドラマ版の'12年10月に始まった「season11」から右京の3代目相棒を務める成宮は、劇場版「相棒」には初登場となる。感想を聞かれた成宮は、「ずっと相棒ファンだったんですが、一度でも犯人役で出演していたら、右京さんの相棒になることはできなかった。オファーがあったら犯人役でも出ていたと思うので、そうなっていたらこの場にはいなかったんですね」と感慨深げに語った。
一方、水谷は沖縄での撮影に触れ、「過酷でしたが、始まったら“やるしかない”という気持ちでした。あらためて見ると、大変な撮影だなと思いますが、やっているときは必死だから大変さには気付かない。(撮影が)終わってみると大変なことも終わっているから、やはり大変さに気付かない。楽しい思い出しかないですね」と撮影に熱中した1カ月間を振り返った。
また、この日は東京、大阪、福岡、北海道、名古屋の5会場を結ぶ相互生中継が行われ、各地に飛んだお馴染みの出演陣が登場。それぞれ水谷や成宮とのトークを繰り広げるも、やはり話題は沖縄での撮影秘話に。福岡からあいさつした伊丹憲一役の川原は、「自分の撮影は短かったけど、(水谷らと同じく)1カ月沖縄にいた」と告白。すると、名古屋にいる三浦信輔役の大谷も「暇だったので、ずっと海岸で一人フットサルをしていました」と、思い思いに沖縄を満喫していたことを明かした。
さらに、連続ドラマとしては'02年から続くシリーズの魅力を聞かれた水谷は、「カメラが回るギリギリまで、二人で“一番良い形”を探しています。直前に『こう変えよう』と言って撮影が始まることもある。そういうことができるくらい、息が合ってきた」と、成宮との良いコンビネーションをアピール。成宮も「常に緊張感があって、稽古のない舞台をやっているよう」と、現場の雰囲気を表現した。
映画「相棒‐劇場版III‐巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」は、ドラマ版の「season11」と3月まで放送されていた「season12」の間に起きたエピソードを描いている。太平洋に浮かぶ絶海の孤島を舞台に、島で共同生活を送る元自衛隊員たちが巻き込まれた“事故”を特命係の二人が調査する。事故調査は殺人事件捜査へと変貌し、二人は、国の権力者たちが暗躍する大きな事件に立ち向かう。
4月26日(土)より全国東映系にて公開