「ルーズヴェルト・ゲーム」唐沢寿明“半沢超え”に自信!?『笑うと倍返しするぞ』
TBS系で4月27日(日)からスタートするドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の特別披露試写会および記者会見が4月20日に東京・丸ビルホールにて行われ、主演の唐沢寿明をはじめ、檀れい、石丸幹二、立川談春、江口洋介が登壇した。
同作は、直木賞作家・池井戸潤氏が手掛けた小説をドラマ化したもので、経営危機に陥った中堅精密機器メーカー・青島製作所を再建するため奮闘する社長・細川(唐沢)と、廃部を迫られる会社の名門野球部の存続を懸けた攻防戦を描くストーリー。
主演の唐沢は「つい最近まで1話を撮っていたんですよね。原作でも沖原くん(工藤阿須加)の話は感動しますので、ドラマの方も最後まで楽しみにしていただければと思います。また、野球部だけではなく企業側の話も驚く展開が待っているので期待していてください!」と1話を見終え、今後の見どころをアピールした。社長秘書・仲本有紗を演じる檀は「もちろん原作も台本も面白かったんですけど、映像になるとより楽しさが倍増しますね。あらためて『一生懸命闘っている男性って格好いいな!』って思いました。女性キャストが少ないのですが、皆さん優しく接してくれるので現場に行くのが楽しみです」と笑顔で答えた。
総務部長兼野球部長・三上文夫を演じる石丸は「三上は、悪い役じゃなくて良かった(笑)。球場で野球部のメンバーと撮影をしているんですけど、みんなプレーが上手なんですよ! 1話でも野球のシーンがあると思いますが、本当にやっているから見ごたえがありますよね」と話すと、唐沢は「工藤阿須加君は元プロ野球選手の工藤公康さんの息子なんですよ! しかも彼は野球経験がなくテニスしかやったことがないのに、130km/hで直球を投げるんだからね! グラブに向かって真っすぐボールを投げるんだけど、返されたボールは必ず落とすんだよ(笑)。投げることはできるんだけど、捕るのは少し苦手みたい」と撮影の裏話を告白し、会場からは驚きの声があがった。
また、イツワ電器社長・坂東昌彦を演じる落語家の立川談春はTBS系のドラマに初出演。「胸がいっぱいで、(1話を)見ている途中で涙が出てきてしまいました。ただ香川さんのアップはすごいですね! 見たときに“コモドオオトカゲ”かと思いましたよ(笑)。そのあとに私が出てきたかと思ったら、顔がすごくでかい! 悪役っていうのは顔で決めているんですかね」とコメントした。
青島製作所の専務・笹井小太郎を演じる江口は、池井戸潤氏の作品に出演するにあたり、「“サラリーマン社会”がテーマですが、どこか時代劇を感じさせるような雰囲気もあると思います。今の時代、このドラマで描かれているような“男の野望”を表現するにはこの作品しかないのではないかなと思っていますね。これからどんな台本が出来上がってくるか楽しみですし、ドラマを通して世の中の人とお付き合いでできれば良いなと思います」と作品への思いを打ち明けた。
最後に唐沢は「この作品で細川を演じていて、自信がありますね! 恐らく『半沢直樹』は超えていると思います」と明言。真面目に話す唐沢を見て会場から笑いが起こると「皆さん笑い過ぎなんだよ。そんなに笑っていると“倍返し”するぞ!」とすかさずツッコみ、会場はこの日一番の笑いに包まれた。
4月27日(日)スタート
毎週日曜夜9:00-9:54
TBS系にて放送
※初回は夜9:00-10:19