メンバーも嫉妬!? Hey!Say!JUMP・八乙女光が“ヤクザ”を熱演!
5月3日に初日を迎えた舞台「殺風景」のプレスコールと囲み取材が本番直前に行われ、出演する八乙女光、大倉孝二、荻野目慶子、キムラ緑子、西岡徳馬と、作・演出の赤堀雅秋が登壇した。
同作は地方都市で暮らす小規模な暴力団一家・菊池家4人が、闇金業を営む隣人一家を事件に巻き込んでいくという物語。愛すべきダメな人たちの関係を緊密かつリアルに描き、独特のユーモアを交える赤堀の作風はそのままに、今回のために書き下ろした新作となっている。
八乙女は、菊池家の次男・稔と、稔の父・クニオの若かりし頃の二役を演じる。金髪に無精ひげ、一見“怖い”姿で登場した八乙女は、「僕も(この格好に)びっくりしました(笑)。でも、こういう格好してますけど心の中は深い役で、演じるのが難しい部分もたくさんありました。ストレートプレイも今回初めてですが、赤堀さんとゼロから役を作り上げていきました」と役作りについて語った。
さらに八乙女は、ベテラン俳優陣との共演について、「ここに居づらいですよ!(笑) 本当に、こんなすごい方たちと芝居できるのは、一生に一度の事だと思うし…それくらいの気持ちで臨んでいます。稽古では毎日周りのキャストの皆さんを見て、いい教材が吸収しきれないくらいたくさんあって、勉強になりました。西岡さんは僕の役の事について気付いたことをすぐに言ってくれますし、大倉さんは“間”が天才的なんで、吸収したいですね!」とコメント。
そんな八乙女に対し、赤堀は「日々成長していく姿を見て、泣きそうになりました」と絶賛。西岡も、「(他のHey!Say!JUMPメンバーが見たら)嫉妬すると思いますよ! みんな『自分もやりたい』って言うと思う」と“太鼓判”を押し、八乙女が「僕は必死過ぎて分からなかった…」と恐縮する一幕も。
最後に八乙女は、「全力で頑張ります! 一人一人のキャストを見にくるのではなく、作品自体を見にきてほしいなと思います。怖いシーン、うるっとくるシーン、笑えるシーン…びっくりする部分もたくさんあるので、自由に感じてもらえたらなって思います」とアピールした。
舞台「殺風景」の上演時間は途中休憩含め2時間45分を予定。東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで5月25日(日)まで上演され、5月30日(金)~6月2日(月)には大阪のシアターBRAVA!で上演される。
作・演出=赤堀雅秋
出演=八乙女光、大倉孝二、荻野目慶子、キムラ緑子、西岡徳馬ほか
【東京公演】
上演中~5月25日(日)
Bunkamuraシアターコクーンにて上演
TEL:03-3477-3244(朝10:00-夜7:00・Bunkamura)
【大阪公演】
5月30日(金)~6月2日(月)
シアターBRAVA!にて上演
TEL:06-7732-8888(朝10:00-夜7:00・キョードーインフォメーション)
【HP】www.bunkamura.co.jp