出演者がスタントにも果敢に挑戦! 伝説の刑事ドラマが復活
'96年に放送され、8シーズン続くほどの人気を博した「はみだし刑事情熱系」がCS放送の東映チャンネルで6月10日(火)昼3時から放送スタート。主演の柴田恭兵ら個性的な刑事たちが広域犯罪捜査に挑む熱血人情刑事ドラマだ。射撃や武術のエキスパートであり冷静沈着な西崎役の風間トオルと、鑑識出身で似顔絵や科学知識などに秀でた杉浦役の平泉成の二人が放送開始にあたり、今だから言える思い出話に花を咲かせた。
「本格的に刑事にしてもらった作品ですね。それまでにも刑事役を演じたことはあるのですが、拳銃はこうやって構えるんだって教えてもらったり、犯人を捕まえるために早朝から猛ダッシュしたり…」と風間が懐かしそうに語ると、ふと「そういえば成さんも最初のころはすごい走っていたんだけど途中から走らなくなりましたよね」と平泉に話の矛先を向けた。「走るのが嫌になった訳じゃないけど、みんなが走るわけじゃないですか。私まで走ったら若い人がやることなくなっちゃう。実は走ると早いよ。陸上競技をやってたから(笑)」とユーモアたっぷりにさらりと切り返す。チームワークの良さは健在だ。
激しいアクションシーンも話題になった。リアルさを追求するため、危険なスタントもざらだったとか。「みんな新しい刑事ドラマを作ろうって気概にあふれていました。高いところから飛び降りたり、爆風に飛ばされそうになったり…。恭兵さんが何でもできるから、自分たちもやらなきゃいけないなって。カーチェースもすごかったですよ。自分で車を運転したのですが、隣の車に接近するシーンでは並走する車と10cmぐらいしかないのに、『もっと寄って』って監督に言われて…。よく接触しなかったなってヒヤヒヤしました。みんな運動神経がいいので、NGを出しちゃいけないと思って緊張しながら撮影をしていました」と風間が実際にアクションに挑んだ撮影の裏側を披露する。
平泉にとってもこのドラマは印象に残るものとなった。「何といっても捕まる立場から捕まえる立場に出世した作品でした(笑)。それから、今でもよく物まねをされるんだけど刑事・平泉のイメージを決定づける作品になったのかな」と満足げ。「人にとって大切なことを教えてくれる要素がいっぱいちりばめられていて、最後には思わず感情が入って涙してしまう。スケールが大きいドラマだなって思いますね」と感慨深く風間も語った。
迫力満点のアクションシーンと犯罪の裏にある悲しみや切なさ、そして刑事たちのバックボーンもしっかり描かれた傑作刑事ドラマシリーズは6月10日(火)スタートだ。
6月10日(火)スタート
毎週火曜昼3:00-5:00ほか
CS放送 東映チャンネルで放送