「ブラック・プレジデント」で沢村一樹演じる三田村社長が仏の道へ!?
沢村一樹が高慢なブラック企業の社長・三田村を好演している「ブラック・プレジデント」(フジテレビ系)も、6月17日(火)の最終回まであと2話。周囲を顧みない奔放さで会社を引っ張っている三田村だが、大学生活を送る中で徐々に意外な一面を見せ、ラストに向けての展開に目が離せない。
6月10日(火)放送の第10話では、戸田恵子がゲスト出演。三田村がひょんなことから傲慢だった人生を見直し、仏の道に目覚めるというストーリーだ。
以前からブラック企業の社長・三田村の暴露本出版をもくろんでいた杏子(黒木メイサ)に、三田村は「暴露本に協力する」と提案。杏子は早速三田村を飲みに誘い、話を進めようとする。その深夜、三田村が酔った杏子を家に送り届けると、杏子の母親・彩子(戸田恵子)の姿が。彩子は、新潟の由緒ある寺の一人娘である杏子に見合いをさせ、養子を迎えて寺を継がせたいと考え乗り込んできたのだった。三田村と杏子を男女の仲だと誤解する彩子に、杏子はあわてて三田村に釈明させる。ところが、三田村の口から出るのはいつも通り金の話ばかり。あきれた彩子は「煩悩を断ち切りさえすれば、心安らかに生きていける」と仏教の教えを持ち出し諭すが、三田村は全く聞く耳を持たない。
後日、三田村が健康診断で問題が見つかり、再検査の結果を聞くために病院へ。医師から「今回は何でもなかったが、人間いつ死んでもおかしくない」と言われ、ふと人生を省みることに。仏教本を読んですっかり感化され、別人のように温和な性格に豹変した三田村に、真理(国仲涼子)や百合(門脇麦)は面食らってしまう。一方、大学教員の仕事にかける情熱に自信が持てない杏子は、彩子の勧めに乗って見合いをすることに。結婚に心が傾き始めるが、「この本だけはちゃんと形にしたい」と暴露本の原稿を三田村に託す。杏子の原稿を読んだ三田村に、ある感情が沸き起こる。
毎週火曜夜10:00-10:54
フジテレビ系にて放送
※第10話は6月10日(火)放送