中村俊介主演!「水曜ミステリー9」に横山秀夫作品が初登場!!
6月25日(水)夜9時からテレビ東京系で放送される「水曜ミステリー9」で、「半落ち」「クライマーズ・ハイ」「64」などで知られる小説家・横山秀夫の作品の中でも人気の高いF県警強行犯シリーズ『永遠の時効』がドラマ化されることが決定した。主人公の山梨県警捜査一課強行一班・田中武次役を務めるのは「水曜ミステリー9」では初主演となる中村俊介。また、脇を固める刑事たちには、田中哲司、光石研、伊武雅刀、矢島健一といった実力派俳優がそろう。
主演の中村は「田中武次という人物は、捜査一課強行犯係の中では取調官というポジションにあって、心に深い闇を抱えているがゆえに、憎しみを糧に自らの任務を遂行するようなとても難しい役どころです。横山秀夫先生の作品に出演させていただくのは初めてでしたが、原作ファンも多いこの作品の世界観を壊さないように気を付けつつ、自分なりのエッセンスも加えながら演じました。見どころはたくさんあり過ぎて、とても一言では言い表せませんが、“笑わない男”朽木警部率いる強行一班のメンバーが、犯人を徐々に追い詰めていく過程や、班ごとの熾烈なまでのライバル意識、田中が取り調べで犯人を落としていく様子など、とにかく見どころ満載です。とても男くさく、人間味あふれる作品ですので、ぜひ楽しみにしていてください」と意気込みをコメント。
阿部真士プロデューサーは、「横山秀夫作品を『水曜ミステリー9』で初映像化するにあたり、一癖も二癖もあるすてきな俳優陣に出演していただきました。横山作品の中でも特に『F県警強行犯シリーズ』は人気シリーズですが、刑事たちの矜持がぶつかり合う、白熱する警察小説としての魅力を損なうことなく、しっかりと骨太の群像サスペンスとしてドラマ化できたと自負しています。主役には、『水曜ミステリー9』初主演の中村俊介さんを迎え、“心に闇を抱える一方で、取調べに関しては一流の刑事”という難しい役どころを演じていただきました。特に中村さん演じる田中刑事が『鶴の恩返し』と呼ばれる独自のテクニックを駆使し容疑者を“落とす”シーンでは、現場で見ていてもゾワッと鳥肌の立つくらい鬼気迫るものがありました。最初から最後まで飽きさせない、見ごたえのある作品になっていますので、ぜひご覧ください」と力強くアピールした。
【あらすじ】山梨県警の捜査一課強行一班の主任・田中武次(中村俊介)は、何者かに拉致され性的暴行を受けた丹羽奈保子(入来茉里)の聴取を行っていた。供述がどこか曖昧な奈保子をみて、田中は極限状態の中で犯人に愛情を抱く『ストックホルム症候群』であると推測。そんな中、白骨死体を乗せた乗用車が、奈保子が保護された場所に近い沼から偶然発見された。所有者は、10 年前に家族から捜索願が出ていたホステスの唯(田代さやか)。一班は、車の移動経路などから不審な点に気付く。さらに当時、車両ナンバーの自動読取システムを調べるよう促した新聞記者がいたことが分かり、事件性を疑う。田中と森隆弘(鈴之助)は、唯が働いていたスナックのママ・貴子(洞口依子)の元へ。すると、店の常連だった東西新聞の記者・阿東(鈴木一真)が、唯の失踪後から店に来なくなり、直後に別の女性と結婚していたことが判明。翌日、2 人は阿東の元に向かう。
6月25日(水)夜9:00-10:48
テレビ東京系にて放送