織田裕二が池井戸潤「株価暴落」でWOWOW初出演!
WOWOWプライムの連続ドラマW枠(毎週日曜)で、織田裕二主演の「株価暴落」の放送が決定した。同作は池井戸潤の同名小説が原作で、銀行を舞台にした金融エンターテインメントドラマ。爆破テロの標的にされた経営再建中の巨大スーパーをめぐり、銀行員たちの思惑が激しくぶつかり合う様子を描く。「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」('09年)、「連続ドラマW 下町ロケット」('11年)に続く、WOWOWと池井戸潤のコラボレーション第3弾で、今秋放送予定となっている。
WOWOW初出演の織田は、組織の論理に染まらず自らの信念に忠実に突き進む熱き孤高のバンカー・板東を演じる。そんな板東に対し、上昇志向が強く銀行内の派閥形成に余念のないエリート行員・二戸を演じるのは、「連続ドラマW 血の轍」での冷淡な公安警察官役が印象深い高嶋政伸。ほか、爆破事件現場に遭遇する青年に瀬戸康史、その恋人に川島海荷、爆破事件を追う刑事に板尾創路、経営再建中の巨大スーパーマーケットで独裁的経営に立ち向かう取締役・財務部長に石黒賢、会長の懐刀と言える存在でさまざまな裏仕事に従事してきた取締役・広報室長に石橋凌など、豪華キャストが名を連ねる。
主演を務める織田は「今まではいち視聴者だったので、今回初めてWOWOWに出演できるというということをすごく楽しみにしています。池井戸潤さんが書かれた『株価暴落』を読ませていただいて、考えてみると銀行員役も初めてなのですごく新鮮な気持ちです。とても素晴らしい制作チームの作品に参加できることを、今から楽しみにしています」と喜びのコメントをした。
また、脚本を読んだ感想について「主人公・板東の筋を通そうとしている生き方はものすごく大変だろうな、と感じました。この作品には、それぞれ違う立場でさまざまな想いや大変さを抱えた人たちが出てきて、それぞれ生きざまも違う。自分なら最終的にどういう生き方を選択するかを投げかけられている気がしました。僕が演じる板東はものすごく筋をきっちり通そうとしていて、責任感がすごく強い男。だから、僕が銀行の顧客だったら、こういう銀行員は信頼がおけると思います」と述べた。
さらに、「初めてのWOWOW出演で、全5話という連続ドラマのスタイルも初めてですが、皆さんに期待していただける作品になると思いますので、ぜひ見ていただければと思います。これまで高いクオリティーのものを作ってきた枠だと思うで、それに負けない、それ以上のドラマを作りたいと思っています」と作品への熱い思いを語った。
今秋放送予定
WOWOWプライムにて放送