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戦争の悲惨さを伝える「かたりべさん」育成事業をドラマ化!

2014/07/18 22:52

ヒロインの生越千晴らが、ドラマへの思いを語る(写真左からHouribeLOU、ミッキー・カーチス、生越千晴、エリック・ボシック)
ヒロインの生越千晴らが、ドラマへの思いを語る(写真左からHouribeLOU、ミッキー・カーチス、生越千晴、エリック・ボシック)

8月3日(日)にNHK総合で放送されるドラマ「かたりべさん」の記者会見が7月17日、同局内で行われ、出演者の生越千晴、エリック・ボシック、ミッキー・カーチス、音楽を担当したHouribe LOU(ホウリベ・ルウ)らが出席した。

同作は、被爆者が修学旅行生や海外からの観光客に被爆体験を自ら伝えていく通称「かたりべさん」の後継者を育てる取り組みをドキュメンタリータッチで描くドラマ。「かたりべさん」の高齢化が進んできたことから、広島市が一昨年から開始した「被爆体験伝承者」育成事業を、就職活動真っ最中の若者を主人公に伝えていく。

この日、舞台中とあって当初、欠席予定だった鳥越裕貴が急きょ駆け付け、「僕自身も(演じた慎吾と同様に)広島のことに興味がなかったのですが、この作品に関わって、ちゃんと原爆のことを知って、長い期間にわたって広島のことを伝えていけたらなって。このドラマを通して、ちょっとでも広島に興味を持っていただけたらいいなと思っています」とアピール。一方、ヒロイン役の生越が「ドラマ初出演だったので、カメラに向かって演技するのも緊張していたんですけど、皆さんに支えられて楽しくできました」と話すと、カーチスは「ずうずうしいよね、あれだけのこと(演技)やっておいて(笑)。でも、現場は楽しかったね」と雰囲気のいい撮影現場だったことを明かした。

さらにカーチスは「実際に原爆を体験した『かたりべさん』はいなくなっちゃうけど、それを若い人がいろいろ聞いて、次の世代に伝えていくってことがいいと思うんだよね。それに実際に(広島に行って)見てみると原爆ドームが小さくてビックリした。もっと大きなものだと思っていたし、半分壊れてて、半分は残ってて。今回、いろんなことを感じましたね」と撮影を通して、自身も広島について再認識したという。

また、生越も「(かたりべさんからの)完全コピーじゃなくて、私たちから見た考え方って大事なんじゃないかなって。歴史的事実からしっかり学んで、これからにつなげていかねばならないと思っています」と演じることによって、認識を新たにしたことを語った。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

ヒロシマ8.6ドラマ「かたりべさん」
8月3日(日)昼4:00-5:30
NHK総合にて放送

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  • ヒロインの生越千晴らが、ドラマへの思いを語る(写真左からHouribeLOU、ミッキー・カーチス、生越千晴、エリック・ボシック)
  • 【写真を見る】HouribeLOUが会場で音楽を披露
  • 生越とミッキー・カーチスが撮影現場での話で盛り上がる

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