秋元才加「牙狼<GARO>」の衣装のポイントはやっぱり胸!?
テレビ東京系で放送中の特撮ドラマ「牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」で、魔戒法師・媚空役として第18話(8月8日金曜放送)より出演する秋元才加が単独インタビューに応じた。AKB48卒業後、女優として舞台や映画で活躍中の秋元が、芯の強さを感じさせるコメントで「牙狼<GARO>」出演への感想や心境を明かしてくれた。
――今回の出演が決まった時のお気持ちを教えてください。
どうなるんだろうってまったく想像ができなかったですね。「牙狼<GARO>」の存在は知っていましたが、詳しいことは分からなかったので。('12年公開の映画)「ウルトラマンサーガ」以来の特撮で、アクションが多いって聞いて、楽しみって感じでしたね。
――お友達や周りの方からの反響はいかがでしたか?
パチンコをやっている友達が、すごく食いついてきましたね(笑)。あと、昔から「牙狼<GARO>」シリーズを好きな友達がいて、普段あまりテンションは変わらないんですけど、「牙狼<GARO>」に出演が決まったって話したら「うぉー! すごい、すごい。才加、絶対合うと思っていたんだよ」って言ってくれました。私自身は決まってから勉強しなきゃって思っていたんですけど、周りが盛り上がってくれましたね。
――秋元さんが演じる魔戒法師・媚空にどのような印象を受けましたか?
雨宮(慶太)監督からは、「クールで今までで一番強い魔戒法師を作りたい」って言われました。かわいらしいよりはクールの方が自分の中で作りやすかったので、そんなに大変なことはありませんでした。でも、最強っていう点で、本当に見た目の説得力が一番大切だと思ったので、それはまいったなぁと思いましたね。
――その見た目の説得力を作るために役作りなどで意識した点はありますか?
なるべく体のブレがないように、歩いているときなど、あまり動かさないようにしていました。それが結構大変でした。
――普段から練習はされていたんですか?
日頃から意識しました。階段を歩くときも頭の位置をずらさないようにしました。武道の達人ほど、全然ブレないで歩くんですよ。あとは、衣装を着ているときはなるべく重心を下に落として、ふわふわしないように気を付けていました。
――武道の達人というお話が出ましたが、体がぶれないような姿勢を保つために参考にした方はいますか?
想像したのは、合気道を習っていたときの師範の先生ですね。先生の立ち居振る舞いってどうだったっけ?とか。
――衣装にもかなりこだわったということですが、注目してほしいポイントはありますか?
アクセサリーが他の方より多いみたいなんですよね。ネックレスもそうですし、指輪も二つ付けていたり。今までの魔戒法師って女性らしさが全面に出ていたと思うんですけど、(媚空は)全体的に黒でパンツスタイルなので、装飾品やネイルで女性らしさを出しています。そこも見てもらえるのかな…。まぁ、胸はもちろんですけど(笑)。ここに注目すると、ここしか見えなくなっちゃうんで(笑)。最初に見たときの衝撃がすごいので、あえて触れなかったんですけど、見どころといえば見どころですよね(笑)。
――胸の装飾は一番目につきますよね(笑)。では、アクションについてですが、ワイヤーアクションはどうでしたか?
ワイヤーアクションはほぼ初めてでした。難しかったですね。きれいに回るのだったり、重心の移動だったり、足もきれいに広げて回る…。早く回るんじゃなくて、きれいに回る。体のバランスが大事で、力で押せ押せのアクションとかならできるんですけど、体のバランスを使うのがすごく苦手で、事前に練習はしましたね。
――共演の方からアドバイスはありましたか?
(主役の中山)麻聖くんは「牙狼<GARO>」シリーズのストーリーの構成などを一つ一つ説明してくれたので、すごく助かりました。あとは、アクション監督の富田(稔)さんに、どうやったら格好良く見えるかということをしつこく聞きました。
――冨田監督とはどういうお話をしましたか?
「富田さんが格好いいって思える演技ができていなかったらOKと言わないでください」ってお願いしました。女性だし、AKB48卒業、アイドル卒業だからって思われるのが嫌で、そこはできる限りやりました。最強って言われているのに、しょぼかったら嫌なので、そこはしつこく言いましたね。富田さんには「人を信用しないですね」って言われました(笑)。
――ということは、ご自身が満足いくまで何度も撮り直しましたか?
自分一人のシーンは何回か撮り直してもらいました。自分のためだけじゃなくて、できなかったら「牙狼<GARO>」の登場人物として申し訳ないので、当たり前のことかな。
――それでは、今回のご自身の出来はどう感じていますか?
自分の中では全然分からないですね。新しいことや慣れないことに挑戦すると、自分が思ってもいない評価が出てきたりして、自分でも知らない魅力を引き出してもらうのは本当にありがたいです。雨宮監督にも「良かったよ」って言われて、普通ならうれしいと思うんですけど、全然分からないんですよ(笑)。私が出ている回が放送されて、見た方の感想や叱咤激励を聞いたら、また自分が変われそうな感じがしますね。最強の魔戒法師ということでプレッシャーはありましたが、早くみんなに見てほしいなって気持ちもありますね。早く見てもらって早く生の声を聞きたい(笑)。
――楽しみですね。では、最後に「牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」の見どころと、秋元さんが演じる媚空が初登場する第18話(8月8日放送)の見どころを教えてください
ストーリーもそうですけど、本当にお金の掛かっているアクションや衣装で、今の時代にこれだけお金を掛けている特撮って「牙狼<GARO>シリーズ」だけだと思います。一つ一つの細部にすごくこだわりがあるので、そこは見てほしいですね。アクションもさながら、登場人物一人ひとりが持つ関係性など、最後まで見なければ分からないと思うので、ぜひ最後まで見てほしいです。第18話は、媚空が初めて登場する回で、媚空がどういう生い立ちでどういう思いで今後の話に絡んでいくのかという重要な回になっているので、ぜひ見ていただきたいです。
毎週金夜1:23-1:53ほか
テレビ東京系で放送
※秋元才加が出演する第18話は8月8日(金)放送