高橋克典が隠密同心に!「大江戸捜査網」が“ワイド”に復活
テレビ東京系にて、'15年1月2日(金)に高橋克典主演で「大江戸捜査網2015(仮)」を新春ワイド時代劇の枠で放送することが分かった。「大江戸捜査網」は、'70年から'92年までテレビ東京で713話もの放送があった長寿時代劇(「新・大江戸捜査網」を含む)。これまでに、主演を杉良太郎、里見浩太朗、松方弘樹、並木史朗、橋爪淳といった俳優陣が務めてきた。
高橋演じる十文字小弥太は、隠密同心筆頭格。ときの老中・松平定信が、悪政で名高い田沼意次一族をその座から下ろすため、極秘裏に作られた組織で悪人を退治する。普段は町人の珊次郎と名乗る遊び人で、田沼意次の娘・早苗と互いに引かれ合う。
今回、4年ぶり2度目となる「新春ワイド時代劇」出演、また久しぶりにテレビ時代劇に出演することとなる高橋は「新春ワイド時代劇の枠で、二度も主演のオファーを頂いたということは、本当にうれしくそして光栄に思っております。前回『戦国疾風伝 二人の軍師』('11年)で、2カ月半、黒田官兵衛の生涯を役と真剣に向きあって、思いきり演じることができ、貴重な経験をさせていただきました。今回の作品は王道の娯楽作品で、モダンな時代劇ですから、楽しく格好良くできたらいいなと思っています。また、祖父、祖母が生きていたらどんなに喜ぶかなと(笑)。子供の頃見ていた時代劇に出演できることがうれしいです。(京都・)太秦での撮影も楽しみです」と撮影への意気込みを語る。
また、同作はこれまでに放送された「大江戸捜査網」をさらにバージョンアップした作品となる模様。時代劇ファンにも根強い人気を誇る作品に出演するにあたり「僕の演じる十文字小弥太は、遊び人でありながら刺客で“特命係”。僕の十八番といえば、十八番です(笑)。これまで、大先輩の方々が演じられてきた大人気シリーズ作品ですが、僕なりの十文字小弥太というのがあってもいいのかなと、いろいろと新しい解釈を考えています」と役作りについてコメントした。
脚本はNHKの大河ドラマ「八重の桜」('13年)や連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」('10年)を執筆した山本むつみ。演出は好評を得た勧善懲悪ドラマ「三匹のおっさん」('14年テレビ東京系)の猪原達三が担当する。この強力タッグに、“特命係”を長年演じてきた高橋克典という顔合わせとあっては、期待せずにはいられない。
新春ワイド時代劇
「大江戸捜査網2015」(仮)
'15年1月2日(金)、テレビ東京系にて放送