「アウトバーン」完成披露試写会で米倉涼子がミニ丈ワンピースで美脚を披露!
8月9日(土)にフジ系で放送されるスペシャルドラマ「アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子」の完成披露試写会が8月4日に東京・お台場シネマメディアージュで行われ、出演者の米倉涼子、渡部篤郎、岩下志麻、陣内孝則、斎藤工、山崎静代とプロデューサー・栗原美和子氏が舞台あいさつを行った。米倉は大きな花柄のミニ丈ワンピースで登場し、抜群のスタイルと美脚に客席からも歓声が上がった。
同作は、“世界一ファッショナブルで世界一アウトサイダーな女刑事”八神瑛子が裏社会と密接な関係を持ち、あらゆる手段で事件を解決に導いてゆくという、“マル暴の女刑事”の活躍を描いたドラマ。劇中での瑛子の“七変化”も見どころの一つとなっている。
主人公・瑛子を演じる米倉は、「久々の刑事役。原作は躍動感あって自分に務まるのかなと不安もありましたが、挑戦したいと思う役でした。原作では寡黙で真っ黒な服を着ていそうなんですけど、ドラマでのキャラは全く違ったのでイメージを一度壊しました。衣装のように性格や行動も“カメレオン”の瑛子を演じ、お芝居の勉強になりました」とコメントした。
続いて瑛子の上司・富永役の渡部篤郎が「出番が少なくて残念! もっと出たかった。シリーズ化したら頑張ります」とコメントすると、すかさず栗原氏が「渡部さん、その前に完成版を見てくださいよ!」とツッコミを入れ、渡部も顔を手で覆って苦笑いする一幕も。
また、暴力団の若手で瑛子と親しくしている甲斐役の斎藤は、「豪華な方々に囲まれ、ここに立つことができて光栄です。テレビ向きじゃない“匂い”を持ったこの作品をこのキャストで実現したチャレンジ感がすごいと思います。また、自分でいいのかなというプレッシャーがありました。シリーズになる予感がするので、そうなったらいいなと思います」と作品のシリーズ化を希望していることを明かしたが、栗原氏らに「もう『昼顔』(フジ系)のエロい俳優にしか見えない!」と言われ、「作品と役柄がエロいだけですよ…」とポツリと語り、会場を湧かせていた。
一方、暴力団若頭補佐・戸塚役の陣内は「芸能生活34年にして初めての“やくざ”役。俳優として壁にぶつかっていた時期だったので、この作品で新しい道を開けた気がします! 周りもいま乗っている方が多くてうれしかったですね。あと、斎藤工くんのなじみかたがすごい! いまは『昼顔』ですけど(笑)、やくざの役ではひげや肉付きもよくて、化ける役者さんだなと感心しました。米倉さんはどうしても足を見てしまう。サングラスしていたからガン見でした(笑)」と作品を楽しんでいたことを明かした。
さらに、中国人マフィアの女ボス・英麗役の岩下志麻は、「すごく魅力的な役で喜んで引き受けました。ただ、中国語のセリフが少しなのにすごく難しくて大変でした…」と撮影エピソードを語った。
そして、瑛子の用心棒・里美役の山崎静代は「この役をもらえたのは大きく産んでくれた母のおかげです。アクションシーンが多く『ガンガンなぐったろ!』と思って臨んだんですが、殴らず蹴りだったんですよ。蹴りが全然できなかったので、次は蹴りの練習を相方の山ちゃん(山里亮太)でやろうと思います」と語った。
最後に米倉が「熱い役者たちが楽しんで作った作品です。夏の花火大会もいいけど、『アウトバーン』もいいのでぜひ見てください!」とアピールし、舞台あいさつは終了した。
8月9日(土)夜9:00-11:10
フジ系にて放送
原作=深町秋生
脚本=龍居由佳里
プロデューサー=栗原美和子ほか
演出=西浦正記
出演=米倉涼子、渡部篤郎、西田敏行、岩下志麻、陣内孝則、斎藤工、戸田恵子、寺島進、青柳翔、山崎静代、西村雅彦、宮川一朗太ほか