史上初!12Kプラネタリウムで2200万の星が輝く“世界最高の星空”を実現
2200万個の投影星数を誇るプラネタリウムと、17台の4Kプロジェクターを駆使した、史上初となる超高解像度12Kプラネタリウム「世界最高の星空―12K MEGASTAR-FUSION―」。世界最先端のプラネタリウム投影システムを用いた上映会が、8月6日(水)~8月31日(日)に千葉県立現代産業科学館で実施される。
上映会を手掛けるのは、ギネス認定もされた光学式プラネタリウム“メガスター”を開発した、プラネタリウムクリエーター・大平貴之氏が代表を務める大平技研。同館での夏休み上映会は恒例となっており、徹夜組も出るほどの盛況ぶりだが、今回のシステム構成はこれまでにないものとなっている。ドーム中央には、恒星投影数2200万個のフラッグシップ機“SUPER MEGASTAR-II”と、“MEGASTAR-FUSION”特別仕様機という、光学式投影機2台を設置。さらに、ドーム周辺に17台のデジタルプロジェクターを配置することで、直径23mの大型ドームに“世界最高の星空”を映し出すことに成功している。
大平技研が開発した、新世代プラネタリウム投影システム“MEGASTAR-FUSION”は、光学式とデジタル式の技術を同時に使用する、全く新しい投影方式。光学式で投影される星の一つ一つを個別にコントロールすることができ、色を付け、瞬かせ、さらにデジタル式で投影された映像と連動させ、自動で点けたり消したりすることができる。これによって、本物の夜空に起きるあらゆる現象を再現することができ、“さまざまな土地の風景とその上に広がる星空”や“森の木々の隙間や雲の切れ間から見える澄みわたった星空”など、従来のプラネタリウムではかなわなかった映像表現が可能となった。
今回、上映される番組は2つ。「星のある風景」では、ハワイのマウナケア山頂、世界遺産の合掌造り、香港の100万ドルの夜景など、世界各地の絶景と美しい星空の融合を楽しめる。また、時空を超えた宇宙旅行を体験できる「スタークルーズ~わたしたちは誰?~」は、昨年上映されたもののFUSIONシステム用のリメーク版。
「FUSIONは星を動かして風景と連動させる、MEGASTARの最新技術です。進化し続けるMEGASTARの最新の姿をご覧ください。宇宙のスケールを感じていただき、身の回りの日常のことを大切にしたいと考えていただけたらうれしいです」と語る大平氏。この夏、世界最新鋭のプラネタリウムで、遠い星空に思いを馳せてみてはいかがだろうか。
開催期間:8月6日(水)~8月31日(日)
会場:千葉県立現代産業科学館(http://www.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/)
上映時間:①10:00 ②11:15 ③13:00 ④14:15 ⑤15:30
※8月10日(日)、8月24日(日)の②と④には大平氏による上映解説会を実施
番組:「星のある風景」「スタークルーズ~わたしたちは誰?~」