ドラマ好き芸人“よしもとドラマ部”が「家族狩り」の結末を最速予想!
直木賞作家・天童荒太氏の同名ベストセラー小説を映像化したドラマ「家族狩り」(TBS系)。「家族を“狩る”犯人は誰か...」など、本作の結末を、「週刊ザテレビジョン」でも連載中のニブンノゴ!・宮地謙典、LLR・福田恵悟、フルーツポンチ・村上健志ら、ドラマ大好き芸人「よしもとドラマ部」に予想してもらった。
本作は、松雪泰子演じる児童心理司・氷崎游子を主人公に、とある家族の心中事件を取り巻く3つの家族の葛藤を通じて、「家族とは何か」を描くサスペンスドラマだ。第1話では高校の美術教師・浚介(伊藤淳史)の住むアパートの隣で、少年が祖父と両親を惨殺し、遺書を残して自殺してしまうという心中事件が発生。密室での殺人であり、少年が書いたと思われる遺書も残されていたことから、所轄は一家無理心中と断定する。しかし、警視庁捜査一課の刑事・馬見原(遠藤憲一)は、「子供が親をこんなふうには殺せない」と、所轄の捜査結果に疑念を抱く。さらに第2話では、またもや都内で一家心中事件が起こる。現場に駆けつけた馬見原は、これまでの事件現場に共通する2種類の“におい”を感じ取る。そのことから息子による心中事件ではなく誰かが家族を“狩っている”と確信し、独自の捜査を始める。捜査を続ける中で、馬見原は游子に対して不審を抱く。
これまで放送された第5話までを見る限り、心中事件が起きた後のシーンで、執拗に手を洗う姿や、謎のほほ笑みを浮かべる游子の姿が描かれている。まだまだ謎が残る「家族狩り」の結末を、ドラマに詳しい「よしもとドラマ部」はどう予想するか?
――まずは、ドラマ「家族狩り」を見ての感想は?
福田:映像に重厚感がありますよね。
宮地:あとスタッフの本気度に、キャストも本気で応えている気がする。それがすごく画面を通して伝わってくるんですよね。特に、松雪泰子さんの迫力!
村上:怖いもんね! よく全く別のシーンに映像がバッと切り替わることが多いけど、その移り変わった時の松雪さんが怖い。まるで犯人かのように見せるための演出だとは思うけど…。
――現段階では、游子が犯人ではないかと?
福田:犯人かはまだ謎だけど、そう見えるように描かれてますよね。
村上:でもこの時点で游子が怪しい…犯人だ!という展開は早過ぎるから、本当は犯人ではない気がしますね。ただ游子が家に帰って、手を洗っているシーンが怖い! あのシーンはやっぱり殺して来たのか!?って思っちゃう。そう考えると彼女は二重人格なのかな?
福田:このドラマは犯人の推理が楽しいよね。
宮地:「夜行観覧車」('13年TBS系)しかり、TBSの推理ドラマは本当に面白い! あと、タイトルからしてグロテスクな感じが出てますよね。
村上:殺人事件のシーンもグロいし、腐った果実もグロい…。見た後に、必ず子猫の画像を見ちゃうもん(笑)。
福田:子猫で落ち着けるんだ(笑)。
村上:でもこの先、誰か死にそうだよね。
福田:あと、犯人は複数犯だと思う。
村上:犯人は“家族”というものに、コンプレックスをもってる人たちだろうね。
8月6日(水)発売の「週刊ザテレビジョン」32号の連載「よしもとドラマ部 芸人的ドラマ批評」では、犯人と思われる怪しい人物を予想! これまで同連載で「アリスの棘」「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」(共に'14年TBS系)などの結末予想で、鋭いところをつき、結末をズバリ当てて来たよしもとドラマ部。果たして今回も、予想は当たるのか!?
毎週金曜夜10:00-10:54
TBS系にて放送