鈴木亜久里とのタッグ再び! 佐藤琢磨がフォーミュラEに参戦!!
9月13日(土)にテレビ朝日系で生中継される、中国・北京で行われる「FIAフォーミュラE・チャンピオンシップ」の開幕戦で、元F1ドライバーで現在はインディカー・シリーズで活躍する佐藤琢磨が参戦を表明した。すでに参加を決めている鈴木亜久里のチーム「アムリン・アグリ・フォーミュラEチーム」のドライバーとして出場する。
ことし初めて行われる「FIAフォーミュラE・チャンピオンシップ」は、史上初の電気だけを動力源としたフォーミュラカーで争うモータースポーツの大会。年間で10戦(10都市)が予定され、エンジンの爆音も排気ガスもない電気自動車ならではの、全コース市街地、公道開催という迫力あるレースが魅力だ。市街地であることを考慮し、最高速度は時速225km程度と抑えられているが、停止状態から時速100kmに達するまでのタイムを表す「0-100km/h加速」は2.9秒と、F1マシンにも引けをとらない加速性能を有する。さらに、今年度のレースでは全チームが同一の車体「スパーク ルノーSRT_01E」を使用し、全チームがオリジナルマシンで争うF1に比べ、チームの戦術、ドライバーの技量が大きなウエイトを占める。
佐藤が参戦するのは、自身も元F1ドライバーである鈴木の「アムリン・アグリ・フォーミュラEチーム」。前身である「スーパーアグリF1チーム(SAF1)」でドライバーを務めた佐藤は、'08年の同チームのF1撤退以来、6年ぶりに鈴木とタッグを組む。佐藤は「SAF1時代の懐かしい仲間と再びレースできることがうれしい」と語り、F1でともに日本人最高位タイの3位表彰台経験を持つ最強タッグの再結成を喜んだ。また、電気自動車のカーレースという点については「未来に繋がる魅力的な挑戦。モータースポーツの新たな方向性を開く、新しいシリーズの最初のステージに参加できることを心から楽しみにしています」とコメント。
一方、チームを率いる鈴木は「彼(佐藤)が加わってくれることによって、大きな団結力が生まれ、より強いチーム作りができると思う」と太鼓判を押した。さらに、F1、インディカーとモータースポーツを代表するレースを走った佐藤に、「培ったロードコースでの経験を、レースが開催される北京で生かしてもらいたい」と期待を込めた。
フォーミュラEレースの記念すべき開幕戦を走る佐藤だが、第2戦以降の参戦は現在白紙。貴重な一戦となるかもしれない本レースは、まさに必見だ。テスト走行から決勝までを含めたこのレースの模様は、テレビ朝日系が3波を使い独占生中継を行う。同日朝11.00-昼0.00のテスト走行がBS朝日で、また、昼0.45-2.15の予選がCS・テレ朝チャンネル1で、さらに、昼4.45-夜6.00の決勝レースが地上波・テレビ朝日系で放送される。
9月13日(土)
「テスト走行」
朝11.00-昼0.00
BS朝日にて放送
「予選」
昼0.45-2.15
CSテレ朝チャンネル1にて放送
「決勝」
昼4.45-夜6.00
テレビ朝日系にて放送
「決勝ハイライト」
夜6.00-6.54
BS朝日にて放送