劇団四季新ミュージカルに「アラジン」が決定! 来年5月開幕!!
劇団四季の新ミュージカル「アラジン」の制作発表が行われ、劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹氏、ウォルトディズニー・カンパニー・アジア プレジデントのポール・キャンドランド氏、「アラジン」日本版制作チーム代表・加藤敬二氏が登壇した。
新ミュージカル「アラジン」は、劇団四季とディズニーの提携第5弾作品。ミュージカル「アラジン」は、'92年の劇場版長編アニメーションを基にしたミュージカルで、ことし3月にアメリカ・ブロードウェイで開幕したばかり。世界で2番目の上演となる日本公演が決まった。「アラジン」は、砂漠の王国・アグラバーに住む貧しくも清い心を持つ青年・アラジンと、その王国の姫・ジャスミンとの恋を軸に、ランプの精・ジーニーや、王国の支配をたくらむ邪悪な大臣・ジャファーらさまざまな登場人物が紡ぎだす、冒険とロマンスの物語だ。
吉田氏は、「'95年の『美女と野獣』、'98年の『ライオンキング』など、ディズニーと劇団四季の提携も来年で20年を迎えます。これまでのディズニー提携公演の動員数は延べ1600万人。日本人の10人に1人が見ていることになります。どの作品にも“人間賛歌”があり、四季が創立以来掲げてきたテーマとぴったり合っています。第5弾の『アラジン』も幅広い年齢層の方に見ていただきたい。この作品から四季の“ホール・ニュー・ワールド(新しい世界へ)”が始まります!」と意気込みをアピール。
キャンドランド氏は「日本は成功しているマーケットの一つです。『アラジン』はことし3月にブロードウェイのアムステルダムシアターで始まったばかりの作品。私も見ましたが、見終わった後にすぐ2回目が見たくなるような作品です。コスチュームが素晴らしいです。アメリカで生まれたアラビアの物語が、世界で2番目の早さで、日本で上演されるのがうれしいです。『アラジン』は、みなさんの願いを“3つ”だけではなく、すべてかなえてくれるでしょう!」とコメント。
加藤氏は「『アラジン』ができることになり、大変興奮しております。この作品には夢、希望、友情が詰まっている。豪華絢爛で明るく楽しいエンタテインメントです。でもそれだけではなく、日本人に合わせた“心情劇”も組み込んでいく予定です。キャスティングは今秋にオープンオーディションを行います! “日本のジーニー”を作っていきたいと思います」とこれから作っていくことを楽しみにしている様子を語った。
さらに、劇団四季「アラジン」の日本語訳を担当するのは、大ヒット映画「アナと雪の女王」を手掛けた高橋知伽江氏が担当することが明らかに。映画主題歌「Let It Go~ありのままで~」の日本語歌詞も担当した高橋氏がミュージカル「アラジン」でも旋風を巻き起こすことになりそうだ。
劇団四季ミュージカル「アラジン」は'15年5月24日(日)より東京・電通四季劇場「海」にて開幕。すでにロングラン公演を予定しており、チケットは'15年3月15日(日)から発売予定。
'15年5月24日(日)開幕
会場=東京・電通四季劇場「海」
チケット発売='15年3月15日(日)~
【HP】www.shiki.jp/applause/aladdin/special/release/