「ファーストクラス」出演中の若手女優・山谷花純を直撃!【前編】 「沢尻さんの“女優魂”に感激です!」
沢尻エリカ演じる、元編集長の新人デザイナーがファッション業界に飛び込み、女性たちの格付け争いに巻き込まれていくドラマ「ファーストクラス」(フジ系)。毎話、ドロドロした悪女たちの格付けバトルが繰り広げられる中、11月5日放送の第4話から、新進気鋭のインターン・佐丹野結衣が、川島ナミ絵(シシド・カフカ)&レミ絵(菜々緒)姉妹チームに仲間入りした。“コケティッシュサタン”というキャッチコピーを持ち、悪女バトルにまたもや波乱をもたらすのではないかと、予感させるような存在感を見せてくれた。そんな悪女・結衣を演じているのが、18歳の若手女優・山谷花純だ。沢尻エリカ、木村佳乃、ともさかりえ、余貴美子、夏木マリなど大先輩に囲まれた撮影現場で奮闘している山谷に、ドラマの役どころや撮影の裏話などを語ってもらった。
――「ファーストクラス」の出演が決まった時はどのようなお気持ちでしたか?
もともとリアルタイムで前作を見て、ブログとかでもドラマの感想を書いたり、シーズン2があれば出たいな~って書いたりしていたので、念願がかないました!台本の出演者表の部分に自分の名前を見つけたときは本当に信じられなくて、初回放送を見て、やっと“うれしい!”っていう感情が湧き出ましたね。
――そんな憧れのドラマで、沢尻エリカさん演じるちなみら“悪女イレブン”と同じように、悪女のキャッチとして“コケティッシュサタン”が付いていますね。
最初は知らなかったので、キャッチが付くと聞いたときはビックリしましたね。でも、出演者の皆さんも後々、そのようなキャッチが付くということを聞いたようでした。面白い名前ですけど、「キャッチに負けないようなお芝居をしないと!」って、共演者の方とお話しています。
――事務所の先輩である沢尻さんとの共演についてはいかがですか?
わたし、映画「ヘルタースケルター」('12年)がすごい好きでして、女優業の大先輩である沢尻さんにあいさつしたときは、緊張して次の言葉が出てこないくらいでした!でも、本当にハードなスケジュールの中、いつも笑顔で撮影されていて、沢尻さんから「ピンヒールでも走れるから」って聞いたときは“女優魂”を感じました。でも演じているちなみちゃんは、ビシバシいじめられながらの撮影なので、精神的にすごく大変な3カ月間なんだろうなって、頭が下がる思いでおります。
――そんな大女優さんが多くいる撮影現場はどのような雰囲気ですか?
顔合わせの時なんかは、目の前にはもう大先輩ばかりで、口から心臓が飛び出そうなくらい緊張していました(笑)。でも撮影が進むうちに、皆さんカメラが回っていないところでも気さくに話し掛けてくれて、いつも笑いの絶えない現場になっています。ただカメラの「よーいスタート!」が掛かった瞬間、皆さんのスイッチが入って目の色が一斉に変わるんです。放送を見ていただければ分かると思いますが、劇中では寄りのカットが多いんですよ。モニター越しに皆さんの演技を見ていると、迫力がすごくあるだけでなく、そのスイッチのオンとオフがきれいにできていて、私も負けないように頑張らなくちゃなって思っています!
――非常に勉強になる現場なんですね?
本当に見習ってばかりです。現場で見ていて、木村佳乃さんの演技に憧れるようになりました。現場でのスタッフさんへの気遣いや、オンとオフのスイッチの切り替えも素晴らしくて。実は私の母親と同い年で、木村さんが「“佳乃の母”って呼んでいいわよ」っておっしゃってくれているんですが、もう恐れ多くて(笑)。木村さんみたいな女優さんになりたいなって思っています!
――なるほど!ドラマの内容とは異なって、年の差関係なく仲のいい現場なんですね。
あ、そうでした!フフフ、仲悪く皆さんと演じてますよ(笑)。仲悪く、笑顔で撮影しております♪
(【後編】へ続く)
毎週水曜夜10:00-10:54
フジ系にて放送
■山谷花純 出演映画
「寄生獣」
11月29日(土)公開