ふなっしーが「寄生獣」巨大ミギーと対面!染谷将太も一緒に「“寄生汁”ぶしゃー!」
映画「寄生獣」のスペシャルイベントが11月20日に都内で行われ、染谷将太、山崎貴監督、着ぐるみのミギー、そしてサプライズゲストのふなっしーが登壇した。
累計発行部数1200万部を超えるベストセラーコミックを映画化した本作。染谷演じる主人公・泉新一が、寄生生物の“パラサイト”であるミギーに右手を食べられてしまうことから物語が始まる。新一の右手となったミギーは本作ではCGで描かれているが、撮影中は存在しないミギーを表現しなければならないため、染谷も「ミギーさんは現場にいないので、引っ張るシーンでも引っ張ってくれなくて、自分で引っ張られてるように動いたり(笑)」と苦労したそう。しかし、撮影が進むうちにミギーとの“共演”にも慣れてきたそうで、ついには「ミギーが見えてきた」という境地に。そのときのことについて、染谷は「『ミギーが見えました』と監督やスタッフさんに言ったら、『大丈夫か?5カ月も撮影してると、そんなんなっちゃうのか?』って心配されました(笑)」と告白。対する山崎監督は「何か“いい話”にしようとしていたので、そうはさせまいと思って(笑)」と明かした。
また、イベントには着ぐるみの巨大ミギーも出席。さらに、そんなミギーに“人気キャラになるための極意”を教えるために、サプライズゲストのふなっしーが登場した。大歓声に迎えられて登場したふなっしーの右手には、新一と同じくミギーの姿が。ふなっしーは「映画見たら生えてきたなっしー!きっとヤバイやつなっしー!名前はミギっしーだと思うなっしー!ミギ汁ぶしゃー!」とハイテンションで動き回り、染谷は「どう対抗したらいいんでしょうね(笑)」とポツリ。また、映画についての感想を求められると「すごいスリリングで、ヤベーッ!!ってなったなっしー!」と興奮気味に叫びながらも、原作の大ファンだというふなっしーは「染谷くん演じる新一がミギーと一体化して、内面から変わっていくところが凄くよく表現されていたなっしー」と真面目なコメントも。
さらに、続編となる「寄生獣 完結編」について、ふなっしーは「出させてくれるなら、他の梨と一緒に青果市場に並べられてもいいなっしー!」と出演を熱望。ところが、山崎監督に「いや、いいです。もう撮り終わってるんで」とあっけなく断られてしまい、「ちくしょー!!」と絶叫。染谷が「ふなっしーの顔がパラサイトみたいに開いたら、なかなかのもんですよ。顔が開いて、中から人が出てきたら」とフォロー(?)するも、ふなっしーは「何言ってるなっしー、中から人なんて出てこないなっしー!」と動揺を見せていた。最後にふなっしーは、ミギーが人気者になるためのフレーズ「寄生汁ぶしゃー」を伝授。染谷、山崎監督、ミギー、ふなっしーの全員で、観客と一緒に「寄生汁ぶしゃー!!」と叫び、スペシャルイベントは幕を閉じた。
11月29日(土)より全国東宝系にて公開
映画「寄生獣 完結編」
'15年4月25日(土)より全国東宝系にて公開
監督・VFX=山崎貴/原作=岩明均/脚本=古沢良太、山崎貴/音楽=佐藤直紀/主題歌=BUMP OF CHICKEN「パレード」
出演=染谷将太、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、東出昌大、大森南朋、北村一輝、ピエール瀧、新井浩文、國村隼、余貴美子、浅野忠信ほか