“銭コラボ”で中居正広と草なぎ剛が互いの主演作に出演!
'15年1月24日(土)放送の「新ナニワ金融道」と、'15年1月6日(火)スタートの「銭の戦争」(いずれもフジテレビ系)がコラボレーションすることが分かった。これは、中居正広の提案で実現することになったそう。
「新ナニワ金融道」では、大阪の帝国金融を舞台に、中居演じる主人公・灰原達之が人間として成長していくさまを描く。また、韓国の同名漫画が原作で、'07年に韓国でドラマ化もされ高視聴率を獲得した「銭の戦争」では、草なぎ剛演じるエリート証券マン・白石富生が父の借金によって全てを失い、金貸しとなって壮絶な復讐を企んでいく姿を描く。今回、中居と草なぎは互いの作品にそれぞれ灰原達之、白石富生役で登場することとなり、“銭コラボ”が実現する。
まずは11月30日、中居主演の「新ナニワ金融道」に、草なぎが出演するシーンが撮影された。このシーンは灰原が勤める「帝国金融」の元に、富生が金融業を学ぶために東京から大阪までやって来たというシーン。収録合間に草なぎは「中居君の出来上がっている現場に入っていくという緊張はありました」と明かし、中居は「出来上がっているチームなので、どなたかゲスト出演者が参加される時にはコミュニケーション取らねばと思いますが、草なぎさんだと気を遣わなくていいので。自分のペースでやってくれればと思っています」と安心した様子で話した。緊張していたという草なぎだが、中居の演技を見て「お、真面目にやってる、役者モードの顔も持ってるんだ、って思いました」と余裕のある一面を見せる。そんな中、中居は次のプランとして「今度『銭の戦争』には(小林)薫さんを引き連れて行きたいなと思っています。薫さんは『ナニワ(金融道)』の象徴みたいな人ですから」と提案した。
そして12月6日、気温6℃という寒空の都内。中居は早速小林薫と一緒に草なぎ主演作「銭の戦争」の撮影に参加。撮影したのは'15年1月6日(火)放送の第1話で、富生の父の工場「ホワイト化学」でのワンシーン。借金を苦に失踪してしまった父に代わり、富生が工場維持のため、工員たちに借金返済を誓って深々と頭を下げるシーンだ。その冒頭で「ホワイト化学」に融資を検討していた「帝国金融」の灰原と桑田澄男(小林)が工場から出てきて富生と擦れ違う。
黒いダークスーツでビシッときめた灰原と、ド派手なヘビ柄のスーツに毛皮のストールという出で立ちの桑田が登場した瞬間、草なぎやスタッフの間で「おぉ~」という声が広がった。カメラリハーサルが行われると、富生が“またこんな業者が出入りしているのか”と言わんばかりの様子で擦れ違いざまに灰原をにらむ。数秒間にらみ合い、演出の三宅喜重氏からカットがかかった瞬間、素に戻った中居と草なぎの間に思わず笑みがこぼれた。撮影を終えた中居はあまりの寒さに「この寒さ冗談じゃないですよ。ナニワの撮影が終了していたので、終わった気持ちになっていましたが、草なぎはこれから1月の連続ドラマということで、この寒さの中、よくできるなあ」と感心しきり。また、「僕はよく分からないまま、ただただ歩いていた感じ。お金の話でナニワとリンクするところもあるので、ぜひとも楽しんでいただけたら」とアピールした。一方、草なぎは「数秒のシーンですが、この中にストーリーがあるのでとっても面白みのあるシーンになると思います」と語り、中居とともに小林も出演したことについて、「小林さんにも来ていただき驚きました! でも僕は1人で大阪も(帝国金融)行っているのに。灰原は心細かったのかな。金貸しのキャリアは灰原の方があるけれど、富生のほうが金貸しとして大物になる気質があるんじゃないかな」とコメントし、笑いを誘った。
'15年1月24日(土)夜9:00-11:10
フジテレビ系で放送
「銭の戦争」
'15年1月6日(火)スタート
毎週火曜夜10:00-10:54
フジテレビ系で放送
※初回は夜9:00から2時間スペシャル