“忍びなれども忍ばない!”今度のスーパー戦隊シリーズは忍者ヒーロー「手裏剣戦隊ニンニンジャー」
39作目となるスーパー戦隊シリーズ「手裏剣戦隊ニンニンジャー」が、'15年2月15日(日)からテレビ朝日系で放送されることが決定した。同シリーズは、'75年4月5日に放送がスタートした第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」から'15年で生誕40周年を迎える。そんな節目の年となる本作のモチーフは“忍者”。忍者をモチーフとした過去の作品は「忍者戦隊カクレンジャー」('94年)、「忍風戦隊ハリケンジャー」('02年)とあるが、いずれも人気シリーズとして大ヒットしている。今回で3作品目となる「手裏剣戦隊ニンニンジャー」では、“手裏剣”にフォーカスをあてた、新たな忍者ヒーローが登場する。
ヒーローは“ラストニンジャ”とうたわれ、史上最強の忍者・伊賀崎好天を祖父に持つ5人の孫たち。かつてラストニンジャによって封印されたはずの妖怪が復活し、いとこ同士である5人が忍者の末裔として人々を襲う妖怪を倒すために立ち上がる。彼らは“忍びなれど忍ばない!”を決めぜりふにする、何でもありのぶっ飛んだ個性豊かな派手忍者。手裏剣忍法を駆使し、ド派手な戦いを繰り広げていく。
注目のアカニンジャ―・伊賀崎天晴(いがさきたかはる)を演じるのは、第26回ジュノンスーパーボーイコンテストで準グランプリに輝いた西川俊介。ほか、アオニンジャー・加藤・クラウド・八雲(かとう・くらうど・やくも)役に松本岳、キニンジャー・松尾 凪(まつおなぎ)役に中村嘉惟人、シロニンジャー・伊賀崎風花(いがさきふうか)役に矢野優花、モモニンジャー・百地霞(ももちかすみ)役に山谷花純といったフレッシュな顔ぶれが集結。加えて、アカニンジャ―とシロニンジャーの父・伊賀崎旋風(いがさきつむじ)役を、数々のドラマ映画で活躍する名バイプレーヤー・矢柴俊博が務める。そして、ニンニンジャーの祖父・ラストニンジャ・伊賀崎好天役(いがさきよしたか)を笹野高史が演じる。笹野は「重甲ビーファイター」('95年)に出演して以来、20年ぶりの特撮ヒーロー番組となる。
本作ではヒーローの色を“日本語表記”で表しており、これは「秘密戦隊ゴレンジャー」以来40年ぶりに復活した呼称となっている。さらに、白とピンクによるWヒロインの組み合わせは「電撃戦隊チェンジマン」('85年)以来30年ぶりで、男性がイエローを演じるのは「魔法戦隊マジレンジャー」('05年)以来10年ぶりとなる。また、意外なことに赤青黄白桃の5色の組み合わせは、スーパー戦隊シリーズ40年の歴史の中では初めてとなっている。
特撮担当部長・佐々木基プロデューサーは「今回の物語は“祖父のような伝説の忍者を目指す主人公、忍者道場をかまえる父、そして伝説の忍者の祖父”という軸があります。その狙いとして“忍者3世代にわたる家族のドラマが物語の核”とし、子供だけでなくお父さん、祖父、家族みんなで楽しめるスーパー戦隊を目指しています」とコメントした。
'15年2月15日(日)スタート
毎週日曜朝7:30-8:00
テレビ朝日系にて放送