声優・玄田哲章、ハリウッドからのオファーも、まさかの理由で断念!
映画「トランスフォーマー1・2・3シリーズ一挙放送記念」トークイベントがJ:COM Wonder Studioにて行われ、声優の玄田哲章が登場。映画パーソナリティーのコトブキツカサと“声優界”にまつわる熱いトークを繰り広げた。
劇場では字幕より吹き替えの方が人気があると言われている程、盛り上がりをみせている。玄田は「字幕の場合は文字数が制限されるので、どうしても表現も制限される。ガヤの話し声や、声がかぶったときも字幕では追いつかない。でも吹き替えならちゃんとわかる。そういう要素もあるから、吹き替えが良いという人が多いのかもしれないですね。もちろん両方とも魅力はあります」と分析する。
そんな玄田には「トランスフォーマー」の吹き替えで海外進出のチャンスがあったとか。「この映画をやっているときに、向こう(アメリカ)のプロデューサーから『玄田は英語はできるのか?』と声がかかったことがあります。要するに向こうで使いたいと」と語ると会場は騒然。まさにハリウッド進出かと思いきや「英語が喋れれば、の話です。僕は英語が喋れないので。もう少し若ければ猛勉強したかもしれないですが、こればっかりは諦めました」と苦々しく続けた。
その告白を受けてコトブキは「玄田さんは声優界のリビングレジェンドなんですよ。僕は声優の方とお仕事する機会も多いんですが、皆さん玄田さんは別格だって言いますもん。そんな玄田さんにぜひ聞いてみたいのですが、若手声優の方がコンサートやライブをしたり声優ブームみたいな風潮がありますが、どう思います?」と質問を投げると、玄田は「やりたくてもできない若手もいっぱいいますからね。今はイベントも多いので歌えて踊れないとキャスティングされないというのもあるみたいです。僕らの時代と違って、今の若い子はすごくリズム感があるし、度胸があっていいですね。おかげで声優の認知度も確実にあがってきてると思います」とコメントした。
最後に、玄田はファンからの要望に応えて、オプティマスプライムの印象に残ったセリフ、「この鉄くずのスクラップめ!」をドスの効いた低音で披露。会場を大いに盛り上げた。
12月29日(月)夜9:00-11:30
字幕版「トランスフォーマー/リベンジ」
12月30日(火)夜9:00-11:45
字幕版「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
12月31日(水)夜9:00-11:45
吹き替え版「トランスフォーマー」1・2・3シリーズ一挙放送
‘15年1月4日(日)昼1:00-夜9:00
‘15年1月31日(土)昼0:30-夜9:00
CS放送 ザ・シネマで放送