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中村雅俊「『俺たちの旅』を意識した」、柴田恭兵と共演の時代劇「風の峠」

2015/01/10 08:43

ドラマ「風の峠~銀漢の賦~」の記者会見に出席した桜庭ななみ、中村雅俊、柴田恭兵(写真左から)
ドラマ「風の峠~銀漢の賦~」の記者会見に出席した桜庭ななみ、中村雅俊、柴田恭兵(写真左から)

1月15日(木)からNHK総合でスタートするドラマ「風の峠~銀漢の賦~」の試写会が行われ、記者会見には出演者の中村雅俊、柴田恭兵、桜庭ななみらが出席した。

柴田と共に'70年代から活躍してきた中村は「俺と恭兵はほぼ同世代で、70年代にお互い青春ものみたいな情熱がほとばしるドラマをやってきたんですが、ご覧のとおり二人とも60歳をとっくに過ぎまして」と照れ混じりにあいさつ。続けて「芝居の表現も落ち着いたいいおじさんみたいになってたんですけど、このドラマは昔の自分に戻ったような、中年男の青春ものなんです」と作品について解説した。また中村の代表作の一つであるドラマ「俺たちの旅」('75~'76年、日本テレビ系)を引き合いに出し、「あれに結構キャラクターが似ててですね、割と意識した部分もありました」と明かした。

中村とは約30年ぶりの共演と話す柴田は「お互い見つめ合うと、年を取ったな、いいシワができたなと感じます」と時の流れをかみしめるようにコメント。さらに柴田は「目尻もどんどん下がって」と中村を見ると、中村は「(タレ目は)もともとです」と返し息の合ったやりとりを見せる一幕も。

なお柴田は'14年にNHK総合で放送された大河ドラマ「軍師官兵衛」で官兵衛の父・職隆役を務めたばかり。これについて「1年間ずっと演じてきたので、その匂いが(役に)出てしまうのではないかなという不安が少しありました」と告白するも、「現場に入って中村さんと会ったら、そんな不安はどこかに行ってしまって、役になりきることができました」と満足げな表情を見せた。

「風の峠~銀漢の賦~」はある事件をきっかけに絶縁した幼なじみが、20年ぶりに暗殺者と標的として相まみえることになる時代劇。主人公の武士・日下部源五を中村が、源五の幼なじみで家老の松浦将監を柴田が演じる。また、源五と将監の亡き幼なじみ・十蔵(高橋和也)の娘で、源五が育ててきた下女・蕗役を桜庭が務めている。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「風の峠~銀漢の賦~」
1月15日(木)スタート(全6回)
毎週木曜夜8:00-8:43
NHK総合にて放送

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  • ドラマ「風の峠~銀漢の賦~」の記者会見に出席した桜庭ななみ、中村雅俊、柴田恭兵(写真左から)
  • 【写真を見る】主人公の武士・日下部源五を演じる中村雅俊は、作品のイメージを「歌で例えると久々に骨太のロックバラードを歌ったような、そんな実感がある」と表現
  • 源五の幼なじみで家老の松浦将監を演じる柴田恭兵は「全て出しきって演じることができた心地良さがあります」と手応えを感じた様子
  • 源五の下女・蕗を演じる桜庭ななみは、役について「穏やかな人物ではあるんですけど、内にあるしんの強さを大事にしながら演じました」とコメント
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