山下智久×野島伸司で「アルジャーノンに花束を」をドラマ化
TBS系4月クールの金曜夜10時枠で山下智久主演の「アルジャーノンに花束を」を放送することが分かった。山下は知能が幼児並みの精神遅滞者・白鳥咲人を演じる。
精神遅滞者の咲人は、周囲にからかわれていることさえ“友情の証し”と受け取るほど人のいい好青年で、花の配送センターで働いていた。咲人はある思いから賢くなりたいとずっと願っていたため、蜂須賀研究チームリーダーが研究していた知的能力を向上させる脳外科手術を受けることに。その手術を先に受けた白ねずみのアルジャーノンは驚くべき知能を得て、咲人を圧倒。アルジャーノンと同様の手術を受けた咲人は日に日に知的水準の変化を遂げ、天才へと変ぼうするが、アルジャーノンの異変に気付き、がくぜんとなる。
同作は日本で累計発行部数320万部のダニエル・キイスの同名小説。脚本監修は「高校教師」('93年TBS系)、「未成年」('95年TBS系)、「聖者の行進」('98年TBS系)、「明日、ママがいない」('14年日本テレビ系)など、挑戦的なテーマながらも一貫して人間愛を軸にした物語を書き続けた野島伸司が担当する。
山下は「まだ、手探り状態です。すごく難しいし、自分としてもチャレンジな役柄なので、最後まで気を抜かず、一個一個自分のものにできるように頑張っていきたいと思ってます。この役は相当チャレンジですね。初めての経験なので、いろいろ勉強させてもらってますが、まだまだ見えない部分もたくだんあるので、なるべくそれをなくしていきたいと思っています。時期的に冬で寒いですが、みんなで力を高めていき、よい作品を作れるように頑張りたいと思っています」とコメント。
また、野島は「役者として一人二役を演じる、しかも現実味には一人であり二人である、なおかつその繊細に変わりゆく姿すら演じるという最高難度の芝居が要求される。山下くんなら超えてくれると信じてます。視聴者のみなさんも物語の主人公の苦悩と共に彼の演者としての葛藤と成長を見守ってあげてください」と期待を寄せた。
4月スタート
毎週金夜10.00-10.54
TBS系にて放送