新川優愛が思い描く大人の女性のビジョンとは?
父親が残した借金で全てを失った主人公・白石富生(草なぎ剛)が復讐(ふくしゅう)を果たしていく痛快エンターテインメントドラマ「銭の戦争」(毎週火曜夜10:00-10:54、フジ系)。富生が働く赤松金融の受付・円アカネ役で出演中の新川優愛にインタビューを行い、見どころや撮影秘話などを語ってもらった。
――ドラマに出演してみての感想は?
「多額の借金を抱えて全てを失った富生さんが、誰を信用していいのか分からない中で父を死に追いやった人たちにあの手この手を駆使して、復讐を果たしていくという激しいストーリー展開が魅力だと思います。また、過酷な状況にさらされながらも大切なものを見失わずに、恩師の借金を肩代わりするような富生さんの姿はすてきだなと感じました。つらい経験をしているからこそ説得力のある富生さんの言葉に、つらい経験をした分だけ成長できるんだなと考えさせられました」
――お金か?愛か?といった究極の選択をするシーンがありますが、新川さんにとっての究極の選択とは?
「う~ん、究極の選択…(悩)。夕飯をお肉にするかお魚にするか、かな(笑)。料理はできるだけ自分で料理するようにしてるんですよ。(得意料理はありますか?)得意な料理というか、カフェに出てくるような創作料理をよく作ります。最近では、アボカドとマグロの赤身を1cm角に切ったものを明太子とマヨネーズをちょっと入れてあえたものに、彩りで刻んだ大葉を散らしたものを作りました。そこにおしょうゆをかけてもいいですし、明太子が入っているのでご飯も進むのでお薦めです」
――印象に残っているシーンは?
「大杉漣さん演じる紺野さんが、借金に苦しみながらも富生さんになけなしのお金をあげるシーンとその後に富生さんが紺野さんに恩を返すシーンです。自分のことより相手のことを思いやる場面はすごく愛を感じました。(最近、恩を感じた出来事は?)やっぱりドラマやブログを見てくださる方や新川を好きだと言ってくださる方がいることはすごくありがたいと思っていますし、そういう方たちがいるからこそ今の自分がこうやってお仕事をさせていただけていると思っています。そんな方々に恩を返せるとしたら、「面白かったよ」と言ってもらえるようにお仕事を頑張ることかなと思っています」
――仕事に対して心掛けていることは?
「よく考えるようにしています。バラエティー番組はどんな話が飛び交うか分からないので、その場の流れを重視しながら邪魔にならないタイミングを見計らって話に入ったり、聞き役に徹したりとその瞬間その瞬間で頭をフル回転している感じです。お芝居では、目を向けてもらえるようにするためにはどうすればいいかを意識しています。そのために、自分だけじゃなく他の人のシーンを含めてオンエアを見て、自分なりに納得できたところやそうでないところを分析して、次に生かせるようにしています。あと撮影前には家であらかじめ台本の情景をイメージしてシミュレーションしています。クランクインする前でも自分なりにセットを想像してシミュレーションするのですが、現場でセットの配置が想像と違っていても視点を変えれば済むことなので、自分の中での余裕も生まれますし損はないかなと思っています」
――学生役の多い新川さんが今回大人の女性を演じていますが、自身が思い描く大人の女性のビジョンは?
「実は、18歳くらいまで21歳って結婚してると思っていたんです。18歳のころは20歳がすごく大人に感じていて…。本当にその年になってみたら思っていた以上に子供で、「これで結婚はできないな」って。今も寒いと朝起きられないし、使った物を片付けずに部屋が散らかりがちだし…やっぱり、まだ結婚なんてできないですね(笑)」
――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします!
「毎回、来週の展開が気になるような衝撃的な終わり方をするドラマなのですが、終盤に向けて展開がガラリと変わって、いい意味で裏切っていくようなストーリーになっていくので、楽しみにしていてください」
■2月24日(火)放送の第8話では、赤松(渡部篤郎)からホワイト化学の特許出願を遅らせたのは元婚約者の祖母・青池早和子(ジュディ・オング)だったという情報を得た富生が、特許庁の担当者と青池ファイナンスのつながりを調べ始める
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
毎週火曜夜10:00-10:54
フジ系で放送