“魂ラジ王国”の国王こと福山雅治、笑顔で有終の美!
3月28日、15年間続いた「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル“魂のラジオ”」(毎週土曜 夜11:30)が終了した。'92年1月にスタートした「福山雅治のオールナイトニッポン」から数えると、福山は足掛け23年「オールナイトニッポン」を担当したことになる。
当日、東京・有楽町のニッポン放送前には、“魂ラジ王国”の国王こと福山雅治を一目見ようと約3000人のファンが駆け付けた。車から降りた福山は、局内に敷かれたレッドカーペットを歩きスタジオ入り。
番組が終わることについて福山に心境を尋ねると「来週にならないと実感が湧かないと思います。ずっとサイクルになっていたので。今は楽しい時間が過ごせたらなと思っています。寂しくなるのは、来週になってからかもしれません…」とコメントした。
番組の前半では、デビュー25周年デジタルシングル「何度でも花が咲くように私を生きよう」が日本・台湾・香港の計10の配信サイトで1位に輝いたこと、charの還暦を祝うアルバム『ROCK十』(5月22日(金)発売)に参加することなどについて語った。さらに、4月8日(水)発売のアコースティック・ギター弾き語りカバーアルバム『魂リク』の中から、「コーヒールンバ」を披露。
また、恒例「魂リク」のコーナーは、スペシャル版として「何度でも花が咲くように私を生きよう」「Good Night」の2曲を演奏した。
番組時間が残り30秒を切ると、「本当にリスナーの皆さん、ありがとうございました。また、お会いできる日まで…。お相手は荘口と福山雅治でした。ばいバイク。ばいバイスクル」と番組のアシスタントを務める荘口彰久と共にいつものようにリスナー(“魂ラジ国民”)にあいさつを行い、23年間の放送に幕を下ろした。
放送が終了して約30分後、再びニッポン放送の玄関に姿を現した福山は「ありがとうございました。また、多分、何食わぬ顔をして戻ってこられるよう、そのためには戻ってきてくださいといわれる人間であり続けなければいけないと思っています。デビュー25年目を迎えましたけどもおごることなく、これからも戻ってきてくださいと言われるような人間でいられるように頑張っていきたいとあらためて思いました。本当に長い間ありがとうございました!」と拡声器を使いファンの前であいさつ。ファンからは「ありがとう!」という黄色い歓声が鳴りやまなかった。
なお、4月4日(土)からの「オールナイトニッポンサタデースペシャル」は、関ジャニ∞・大倉忠義と高橋優が担当する「大倉くんと高橋くん」。プライベートでも交流のある同世代の大倉と高橋が“魂”を継承し、“音楽”をキーワードに熱く語る。
配信中
弾き語りカバーアルバム『魂リク』
4月8日(水)発売