モー娘。ぽっちゃり鈴木香音「キャッチャーじゃないです!!」
昨年9月に12期メンバーとして加入した、尾形春水(16)、野中美希(15)、牧野真莉愛(14)、羽賀朱音(13)の4人にとって、初めてとなるシングル「青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ」の発売記念イベントが池袋サンシャインシティで行われた。本作はリーダーとしてグループをけん引してきた、道重さゆみの卒業後、初めてとなるシングル。道重からリーダーのバトンを受け継いだ9代目リーダーの譜久村聖が、「'15としては最初のスタートなので頑張りたい!」と意気込みを語り、そろって新曲3曲と、ライブでの人気ナンバー「One・Two・Three(update)」、「What is LOVE?」の計5曲を熱唱し、会場に詰めかけた約2000人のファンを盛り上げた。
MCコーナーでは、12期メンバーにとって、今回がモーニング娘。をスタートするシングルということで始球式が行われた。投げるは新メンバーの牧野。大の日本ハムファンである牧野は、先日7日に東京ドームで行われたプロ野球「日本ハム対西武戦」試合前のイベント、“ファースピッチ”で、大暴投を犯し、マウンドで土下座をしたばかりだったが、リベンジの舞台にやる気満々。審判役に戸惑う小田さくらに、野球好きの牧野がお手本をみせる一幕も。
一方、リーダーの譜久村は、ボールを受けるキャッチャーに、ぽっちゃりアイドルとして定着しつつある(!?)、9期メンバーの鈴木香音を指名。メンバーからキャッチャーミットを手渡された鈴木は、それを拒否。ニヤニヤとしながら普通のグローブを取り出し、満面の笑みながら「これは自前のグローブです! 小学生の頃ソフトボール部だったんです!」とアピール。「キャッチャーはやってなかったんですけど、サードでした!」と会場から巻き起こった“キャッチャーコール”へのざわつきをかわし、ファンを大いに湧かせた。
イベント終了後、メンバーは声帯摘出を発表したプロデューサーのつんく♂についてコメント。それぞれメールやLINEでやりとりしたことを明かし、10期メンバーの工藤遥は、「俺の分までしっかり歌うんやで。俺も曲作り頑張るから」と激励してもらったと発言。同じく10期メンバーの石田亜佑美は「18歳にしては大人の色気がない」と突っ込まれたことを披露し、元気に療養するつんく♂を伺える話題も飛び出した。
今回のシングルは、大ヒット上映中の映画「プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」の主題歌「イマココカラ」をはじめ、つんく♂がプロデュースした「青春小僧が泣いている」「夕暮れは雨上がり」を含むトリプルA面シングル(通算58枚目)。それぞれテンポの異なる楽曲で、新生モーニング娘。の良さが凝縮された1枚となっている。
現在、モーニング娘。'15は、新曲を引っさげ春ツアーの真っ最中。ツアーファイナルとなる5月27日(水)には、日本武道館公演も決定している。
「青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ」(DVD付き)ほか
1728円ほか
zetima
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