永瀬匡が初主演映画に役者人生を懸けた!?
永瀬匡の血だらけのポスタービジュアルも話題になった、5月9日(土)公開の映画「ズタボロ」の完成披露試写会が3日、都内で行われ、 主演を務めた永瀬のほか、清水富美加、堀井新太、成田瑛基、木村祐一、橋本一監督が登壇した。
今作はゲッツ板谷の自伝的小説「ワルボロ」の続編で、ゲッツ板谷の不良高校時代を赤裸々に描いた「メタボロ」「ズタボロ」の2冊の小説を映画化したもの。
仲間のために闘いに身を投じる主人公・コーイチを演じた永瀬は、この日もケンカしてきたあとのようなメークで登場。すると、「これは裏で、木村(祐一)さんにやられたんです(笑)」とさっそく会場を笑わせた。また、激しい殴り合いのシーンが多い作品ということもあり、「パンチが当たってしまって、病院送りになりました」と撮影の苦労も披露した。
また、「実際の人物を演じるにあたり、嘘をつきたくないと感じて。この役は自分自身とかぶることが多く、ありのままでいこうと思った。今までで一番お芝居というものをしなかったんじゃないかな」と明かし、完成した作品に対して、「ドッキリを見ているみたいだった。もう“俺じゃん!”って感じ。それで生々しさが伝わらなかったら何やっても無駄だなって思ったので、これで伝わらなかったら本当に辞める勢い」と作品への自信と覚悟を感じさせた。
最後に、「自分の身を削っても会いたい人というものを再確認できるような、こんな時代だからこそ必要な映画だと思う」と熱い思いを明かした永瀬。「素直な感想を聞きたい」と話す永瀬は、会場に詰めかけたファンに「僕たちを成長させるためにも、Twitterとかで宣伝お願いします!」としっかりアピールした。
5月9日(土)公開