河本準一がミュージカル初挑戦で初主演
次長課長の河本準一が、演劇における初舞台に挑戦し、初主演を務めることが分かった。
同作は、ある商店街に店を構える喫茶店を舞台にしたミュージカル。東京サンシャインボーイズ、演劇ユニット・泪目銀座を経て、劇団・丸福ボンバーズを立ち上げた福島三郎が手掛けた作品で、'12年には丸福ボンバーズが上演した。
今回は、福島のリクエストで河本が主演に抜てきされた。ほか、牧野由依、陽月華、大山真志、菊池美香、なだぎ武らが出演する。
初舞台で初主演を務めることになった河本は「ことしで40歳を迎えて初めてどっぷり芝居に漬かります。この年でこの経験ができることに感謝しつつ、思い切り楽しめるだけ楽しんでいこうと考えてます。劇団うたかふぇの旗揚げですっ。ぜひ楽しんで帰っていただけたらなと思ってます! どうぞよろしくお願いします。(座長のじゅんちゃんより)」と意気込みを語った。
また、福島は「丸福ボンバーズは、先の震災を受け、どんな場所でも、どんな人でも楽しめる演劇を目指して立ち上げた劇団です。『うたかふぇ』は今から3年前、丸福ボンバーズの第2回公演として上演されました。劇団のホームグランドである千歳船橋のAPOCシアターは満員になっても60人ほどの劇場。
また、この公演から新たにホームグランドになった仙台10BOXも100人足らずの空間です。そんな小さな場所から生まれたこの作品が、河本準一さんはじめ、バラエティー豊かで強力なキャスト陣を迎えて上演させていただけることはとても感慨深いものがあります。少しでも多くの人に、笑いと感動が届きますように。河本さんが本番で『タンメン』とか言い出しませんように(笑)。どうぞよろしくお願いいたします」
■あらすじ:ドリーム商店街にある、オープンカフェ「マリア」は、いつも歌声にあふれており、人々から「うたかふぇ」と呼ばれ、みんなが集まるオアシスとして親しまれていた。そんな街に大型ショッピングモール「フォーシーズン」が建設されることになり、商店街の面々は苦境に立たされ、存亡の危機を迎える。
そして「フォーシーズン」プレオープンの日。ドリーム商店街にあるテレビ番組クルーが取材に訪れる。すっかり歌う元気をなくしていた「マリア」に、話題のアイドルや記憶喪失の女、さらには宿敵「フォーシーズン」事業本部の男まで現れて、商店街は大混乱。瀕死の状態のドリーム商店街は、立ち上がれるのか? そして「うたかふぇ」に音楽は戻るのか―。
7月3日(金)~12日(日)
東京・サンシャイン劇場で上演
【HP】www.uta-cafe.com