ドランク鈴木「僕だって、ダウンタウンになりたかった」
お笑いコンビ・ドランドラゴンの鈴木拓が5月30日、初の著書「クズころがし」の発売記念サイン会を開催した。
「クズころがし」は、「人生をしくじらない処世術」をテーマに、鈴木が19年の芸能生活で身に着けた仕事論や人生哲学をまとめた1冊。「努力は必ず報われるとかよく言いますけど、世の中には報われていない『シカバネ』のようなやつがゴマンといるんです。僕だって、最初はダウンタウンさんのようになりたかったですよ。でもそれはムリ。適材適所で、自分の才能が発揮できるものを見つけてくださいということをこの本に書きました」。
握手会は、先着100名の無料イベントだったが、開始直前で34人しか集まらず、「これ(握手会)は僕は向かないです。だから最初で最後」と苦笑。実はイベントの2日前の時点で15人しか集まっていなかったことも告白し、「やべぇと思って、twitterで俺に『死ね』とかいってくるやつにコビを売って、死ぬ気で告知しました」と鈴木。「視聴者にクズと言われてもどうでもいいんです。あいつらは仕事をくれない。仕事をくれるのは、皆さん(報道陣)ですから。いつのまにか、僕らコンビの仕事のギャラが折半ではなくなったんです。だから人気や好感度よりも、お金が欲しい。僕には息子がいますから」と開き直っていた。