加藤シゲアキ最新小説、NEWSで唯一読む気ないのはアノ人!?
短編小説集「傘をもたない蟻たちは」(角川書店刊)を発表したNEWS・加藤シゲアキが、都内の女子高での刊行記念イベントにサプライズで登場。割れんばかりの歓声に迎えられた加藤は、「恋愛小説に経験は必要?」「周囲に流されて意見を変えたことは?」など、女子高生からの直球の質問に、タジタジになりながらも「恋愛経験はなくても書けます!」「一番大事なのは初期衝動と情熱。変えろと言われてこの2つが揺らぐようじゃ、たいしたことない」と、文筆業への熱い思いを明かした。
イベントでは、自分を表現する漢字1文字を発表するコーナーも。加藤は「破」を挙げ、「ルールや考え方の枠組みを外すことこそ面白い。今回の小説はかなり生々しい描写もあって、大丈夫?とも聞かれたけど、ジャニーズ事務所のルールを破りたい」と持論を展開した。
「生」と「性」がテーマだけに、現役アイドルの小説ながら思い切った性描写も話題。加藤は「事務所はほったらかしですよ! 作家として好きにやってくれってことで。生々しい場面は僕の想像です。自分の経験だけでは書けないし、人から聞いた話もウソっぽくなるので、ひたすらゼロから妄想。『加藤の妄想』というタイトルでもいいくらいです(笑)」と裏側を告白。また、NEWSのメンバーも発売を喜んでいるそうで、「小山(慶一郎)はツアーの移動の飛行機で、隣の席で読んでました。『シゲ、売れてるね!』って本屋さんの店頭の写真を送ってくれたんですけど、『買ってくれてありがとう』『え、俺買うの?』…『買いました、加藤先生』というやりとりが(笑)。手越(祐也)も読みたいって言ってくれて。僕は順番に読んでほしいので、今、彼は2作目を(ツアー先の)広島で読みきりました」と加藤もニッコリ。「まっすー(増田貴久)は…『ピンクとグレー』の映画を見るって言ってました(笑)」と、三者三様のリアクションを報告した。
定価 1,300円(税別)
発売中 角川書店