藤原竜也、“ポケモン映画”アフレコで役を奪われる!?
6月8日に都内で、7月18日(土)公開の映画「ポケモン・ザ・ムービーXY『光輪(リング)の超魔神フーパ』」と、同時上映される短編映画「ピカチュウとポケモンおんがくたい」の公開アフレコイベントが行われ、藤原竜也、山寺宏一、中川翔子、篠原信一、山本美月、湯山邦彦監督が登壇した。
「ポケモン・ザ・ムービー」は、今作で18作品目となる“ポケモン映画”で、間もなくシリーズ累計動員7000万人を突破する。
今作の『光輪(リング)の超魔神フーパ』は、サトシとピカチュウらが旅の途中で、“なんでも取り出すことができるリング”を持つ謎のポケモン・フーパと出会うところから始まる。
サトシらは、フーパとフーパの世話をする少女・メアリと共に旅をするうち、かつて砂漠の街を破壊して封印されたポケモン「フーパ(ときはなたれしすがた)=超フーパ」が復活するところに出くわす。
そして、超フーパがリングで呼び出した伝説のポケモンから街を守るため、フーパと共に超フーパらとの戦いに挑む。
公開アフレコでは、物語の鍵を握る青年・バルザ役の藤原のせりふを、乱入してきた篠原が奪ってしまい、会場は笑いに包まれた。
その後も、篠原は「バルザ役は自分が一番合っている」と主張し続け、共演者たちから「まだ諦めてないの!?」とツッコまれていた。
そんな篠原は本来のポケモン・ヒポポタスの役作りについて「自分なりに練習してアフレコに臨んだ」と明かし、収録では指で唇を震わせたり、監督からの要望に応えたりと役になり切っていた。
一方、人間のキャラクターを演じる藤原は、口の動きに合わせた演技に苦戦したという。収録を終え「ただ映像の口の動きにせりふを入れるだけでなく、そこに感情を吹き込んでバルザという人物が成立するので難しかった。普段のお芝居にはない貴重な経験になった」とコメント。
その他、超フーパ役の山寺は本作でポケモン映画18回連続出演となり、「いつも同じ役を演じることはないので、毎回新しい作品に出るつもりで演じている」とこれまでの出演について回想。
すると、9回連続出演となるメアリ役の中川も「人間の女の子を演じるのは初めてで、感情を表すのが一番難しかったです」と振り返り、ポケモンに対する熱い思いを語った。
また、短編映画でナレーションを務めた山本は、「私のナレーションにピカチュウやニャースが応えてくれてとてもうれしかったです」と笑顔を。
最後に、藤原は「多くの子供たちに『ポケモン・ザ・ムービー』を映画館で見てほしい」と締めくくった。
同時上映「ピカチュウとポケモンおんがくたい」
7月18日(土)より全国ロードショー