「まれ」圭太との恋が成就し11週ぶりに視聴率20%超
NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「まれ」で、ヒロイン・津村希の恋に決着がついた第13週(6月22~27日)の平均視聴率が20.1%を記録。第2週(4月6~11日)以来11週ぶりに20%超えを果たしたことが分かった。日ごとに見ると、27日が同週最高の21.2%だった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
「まれ」は、“夢アレルギー”のヒロイン・希が本当の思いに気づき、一流パティシエの夢をつかむまでの奮闘を描く物語。
第13週(サブタイトル「運命カカオ64%」)では、横浜でシェフの息子・大輔(柳楽優弥)と付き合い始めた希。そんな中、地元・能登で輪島塗を修業中の幼なじみ・紺谷圭太(山崎賢人)が、輪島塗展示会のため祖父で師匠の紺谷弥太郎(中村敦夫)らと共に横浜へやってくる。輪島塗とケーキのコラボ展示が企画され、その担当者として久しぶりに共に行動することになった希と圭太は、相手の仕事への情熱に触れ、再びお互いへの思いを募らせていく。
26日放送の第77回で、悩んだ末に希は「ほかに好きな人がおる」と大輔に告げ、生まれて初めての交際に終止符を打ち展示会本番へ。27日放送の第78回では、展示会に急きょ必要になったカカオ64%のチョコレートを持ち前の“根性”で作り上げ、本番に見事間に合わせる。その夜、希は「圭太が好きや、忘れられん」と告白。圭太が希を抱きしめ、2人は熱くキス。ドラマ全156回中ちょうど折り返しの回となったこの日、2人はついに結ばれた。奇しくもこの週が、圭太が希に告白した第2週以来の20%超えとなった。
29日から放送の第14週(サブタイトル「絶体絶命メッセージプレート」)では、2人の修業がひと段落する2年半後を描く。生真面目な2人は2年半の間、デートどころか会うことすらなく精進し、その甲斐あって圭太は年季明け目前、希は店のスーシェフに出世する。2年半ぶりに再会した2人は、無事に交際を始められるのか? 今後の展開に注目だ。
毎週月から土曜 朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほか