【HEAT-2】いずみ先生役・小芝風花(後)
毎週火曜夜10時から放送中のAKIRA主演ドラマ「HEAT」(フジテレビ系)に出演する若手キャストにインタビューする、Smartザテレビジョンオリジナルリレー連載。
第2弾の後編は、幸多市(さちおおし)のよこかわ幼稚園の教諭補助・渡会いずみ役で出演する小芝風花が、主演のAKIRAや同じ幼稚園教諭役の栗山千明とのエピソード、夏の思い出、そして7月28日(火)放送第4話の見どころなどを語った。
――咲良先生役の栗山さんは“クールビューティー”というイメージを勝手に抱いているのですが、印象を教えてください。
私も最初はクールなイメージがあったのですが、すごく気さくな方です。いつもフレンドリーに話し掛けてくださいますし、園児とも仲良くコミュニケーションを取っていらっしゃる印象があります。あと、スタッフさん誰に対しても変わらないんです。皆さんに同じように接していらして、お話していてもすごく楽しいです。
――現場で一緒にやっていく中で、何か役についてお話しましたか?
いえ、お仕事の話はあまりしません(笑)。何の話を普段しているのかと聞かれると困ってしまうくらい、全然お仕事とは関係のない雑談をしていますね。よこかわ幼稚園の園児たちが栗山さんを取り合いしていることがあって、やっぱり子供たちにも大人気なのだなと思いました。
――そもそも消防団はどんな組織か知っていましたか?
知りませんでした。そもそも消防団というものがあることも知りませんでした。消防士の方はもちろん知っていたのですが、細かい仕事内容までは意識していなかったので、災害についてもどちらかというと客観的に見ていました。そんなに身近で起こることではないだろうと勝手に思ってしまっていて。いつかくるかもしれないけど、それほど身近に火災が起こることはないだろうと。私だけじゃなく、結構そう思っていらっしゃる方がいると思うんですよ。このドラマを通して、消防団ってこういう活動をしているんだということを知っていただければうれしいです。
――身近に消防関係者はいませんでしたか?
全然いませんでした。でも、小さい時に訓練している姿をテレビだったのか、実際に目の前だったのかは覚えていないですが、見たことがあって、大変そうだなという印象が強いです。ロープで建物と建物の間を通るとか。本当にすごいなと。命を預かる職業なので、すごく日々の訓練が大事なんだろうなと思いました。いつ何が起こるか分からないですからね。
――去年に続いて夏ドラマでAKIRAさんと共演されますが、AKIRAさんはどんな方ですか?
熱い方です!(笑)。笑顔はすごく爽やかなんですけど、私にとっては「(「GTO」の鬼塚)先生!」という印象が強いです。この前も休憩時間が一緒になったときに、「もう1年も経ったんだね~」ってお話しをしていただいて、いろいろな思い出話をしました。
「●●さん面白かったよね~」「あの撮影は大変だったよね~」などと。いろいろお話していただいて楽しかったです。「HEAT」のタツヤ(AKIRA)さんも内心とても熱い心を持っている方で、私の中で「熱い人=AKIRAさん」というイメージ。今回もメラメラと熱い方を演じられますからね。本当に優しくて面白い方なので、ご一緒させていただいて本当に楽しいです。
――この現場はメーンの出演者は年上の方が多いですが、以前お話を聞いた限りでは年上の方が接しやすいんですよね?
そうですね(笑)。大先輩方ばかりなので、学ぶことが多くて勉強になります。でも、今回は年下の子供たちもたくさんいるので、先生という立場も忘れないようにしています。今回の経験で上や下より、同世代の方が一番緊張するということが分かりました(笑)。幼い子は、弟や妹のように「おいでおいで!」って気軽に言えるし、年上の方だと「先輩! いろいろと教えてください!」と、ついていけるので。同年代の人はどういう話をすればいいのかなと、すごく緊張してしまいます。先輩がたくさんいらっしゃるので、盗めるところは盗んで、この現場でもいろいろと勉強させていただきたいです。
――では、ここから変化球の質問をします。夏ドラマということで、夏の思い出で印象に残っていることを教えてください。
印象に残っている夏の思い出ですか!?(笑)。私は芸能界に入るまでフィギュアスケートをずっと習っていました。私の通っていたリンクは、夏場なぜか暑いんですよ。だから氷が溶けてしまっているんです。それもあってジャンプなどで失敗してこけてしまうと、スカートや手袋が、雑巾のように絞れてしまうくらいビショビショに濡れてしまうんです。
だから毎回夏休みの練習では、こけないようにという意識が強くて、みんなジャンプを本気でできないんですよ。それで先生にすごく叱られていました(笑)。それが夏の思い出では特に印象に残っています。普通のリンクは温度をぐっと下げて、夏でも寒いくらいのはずなんですが…。私が通っていたリンクは。暑いからみんな下着や衣装のスペアを常に2、3着持ってきていて、手袋も替えを10個くらい用意して、濡れたら替え、濡れたら替え、の繰り返しをしていました。夏はビショビショになっていました(笑)。
――リレー連載企画ということで、次は鈴木伸之さんになります。鈴木さんへのメッセージをお願いします。
鈴木さんとは幼稚園のシーンで一緒に撮影しましたが、筋肉がすごくて園児たちから「モリモリくん」ってあだ名を付けられていました(笑)。それが印象的で、いつも体を鍛えられているのかなあって思いました。筋肉があると子供を持ち上げられますし、園児を持ち上げることができていいなあって思いました。え~っと…何の話ですかね(笑)。
――ちなみに前回、吉沢亮さんにメッセージをいただいてきました。吉沢さんからは「現場でいつも癒やしをいただいています。助かります!」とのことです(笑)。
あはは(笑)。吉沢さんの次に私なんですね。癒やされていただいてありがとうございます!(笑)
――では、最後に第4話の見どころを教えてください。
消防団のイメージが少し変わる回というか、結構クスっと笑ってしまうイメージになりました。4話は、真剣に見るとウルっとしてしまうところや思わず笑ってしまうところ、序盤からいろいろな要素が詰め込まれているので、飽きずに見ていただけるんじゃないかなと思います!