「スラムダンク」上映で置鮎龍太郎『納得いってない』
'14年にアニメ化20周年を迎えた「SLAM DUNK」の劇場版を収めた「SLAM DUNK THE MOVIE Blu-ray」の発売を記念して、7月中、東京・新宿バルト9、大阪・梅田ブルク7、福岡にあるT・ジョイ博多の3劇場にて上映イベントを開催している。
その中から、7月24日に新宿バルト9で行われた三井寿役の声優・置鮎龍太郎と、安西先生役の西村知道によるトークイベントを紹介する。
「SLAM DUNK」は'90年から井上雄彦により週刊少年ジャンプ(集英社)で連載が始まり、'93~'96年にはテレビ朝日系でテレビアニメが放送された。アニメ放送当時最高視聴率は21.4% 、平均でも15.3%を記録した超人気作で、その人気は日本だけに留まらず、世界各国で放送され今なおファンを増やしている名作だ(視聴率はビデオリサーチ調べ。関東地区)。
新宿バルト9では上映イベント最終日となるこの日、'14年にファン投票を行った≪みんなが決める SLAM DUNK 名台詞≫で1位、2位にランクインした「バスケがしたいです…」と、「最後まで、希望を捨てちゃいかん…あきらめたら、そこで試合終了だよ」のせりふが出てくるシーンを中心にセレクトされた「三井寿編」というテーマで、4作品を上映した。
上映テーマにちなんで登場した置鮎と西村は、テレビ放送当時以来初めてとなる2ショットで思い出を語った。
西村は1位、2位にランクインした2つのせりふについて「僕の演じたキャラクターのせりふで励まされたりする人がいる。今もいろんなところで使われていて、とてもうれしい」とコメント。
また、「アフレコ現場で最初のシーンが、女の子たちがワイワイしているところに『お嬢さんちょっと…』と入っていくせりふだった。僕は洋画の吹替えをしていたこともあって、『ほっほっほっ』っていうのも(洋画のような)『はっはっはっ』じゃダメかと監督に聞いたら『ダメです』と(笑)。なので、最初の方は結構悩みました」と、今では誰もが知るおなじみの“口癖”の秘話を明かし、会場を沸かせた。
一方の置鮎は、当初、内容について詳しく知らず「三井は歯の抜けた悪い先輩だと思っていた」と役が決まった時のことを回想。
さらに、アフレコ時の思い出を聞かれると「今回上映する『三井寿15歳の悩み』のエピソードのアフレコのとき、実は高熱だったんです。そのままアフレコしたんですが、自分の声もきちんと分からない状態で、今もちょっと納得いってないですね(笑)」と当時を振り返った。
なお、上映イベントは7月31日(金)に梅田ブルク7、T・ジョイ博多にて最終日を迎える。
T・ジョイ博多では31日(金)のみのスペシャル企画として、原作者・井上雄彦による直筆イラスト&サイン入のバスケットボールを展示することが決定。詳細については、公式サイトで確認できる。
発売中 8000円(税抜)
発売元:東映ビデオ
販売元:東映
【HP】www.toei-video.co.jp/BD/slamdunk.html
「SLAM DUNK」ベストプレイ上映
開催日時:7月31日(金)夜7:00上映
会場:大阪・梅田ブルク7、福岡 T・ジョイ博多
【チケット購入HP】kinezo.jp/pc/t-joy_hakata