きたりえ NGT48は「速足でタッタカター」
NGT48のキャプテン・北原里英と5月10日の「第2回AKB48グループ ドラフト会議」で指名されたばかりの西潟茉莉奈、荻野由佳が「新潟ふるさと名物商品PR大使」に任命され、7月30日に都内で就任式に出席した。
新潟県内の魅力ある逸品や特産品を「新潟県ふるさと名物商品」として公益財団法人にいがた産業創造機構が指定し、県内事業者がインターネット通販サイト等で特別価格(原則3割引き)で販売する「ふるさと名物商業事業」を展開。790商品以上の商品(7月30日時点)の販売が、この日から開始された。'16年2月末日までの販売を予定している。
新潟県の泉田裕彦県知事から特製たすきを授与されたNGT48の3人は、早速PR大使の初仕事として「ふるさと名物商品」を試食。西潟、荻野は緊張した表情ながら、初々しい食リポで商品のアピールを行った。
北原は「まだまだ新潟県の知らないことがたくさんあるが、一つずつ知っていき、どんどん新潟通になっていけたら。先日決定した一期生には12人の新潟出身者がいる。そういうメンバーにも聞いて、詳しくなっていきたい」と、新潟での活動に向け意気込みを見せた。
就任式後、「(西潟、荻野が)初々しい。(自分の新人時代を)思い出して、私まで緊張しちゃって、フレッシュな気持ちになっちゃった」という北原は「こうやって新潟県のお仕事が増えるのかなって思うと、NGT48が始まるんだなと実感する」とコメント。
「こうやって囲み会見で、自分が主に答えなきゃいけない状況が今まではなかった。こういった初体験もさせてもらっている。ちゃんとまとめたりしなきゃいけない、責任を持たなきゃなって。でも、それがすごい楽しみでもある。後輩メンバーと一緒に仕事をするのが楽しいと思っていたので、今後が楽しみ。あまり先頭に立って厳しく引っ張っていくのは得意ではないから、みんなの意見を聞いて、一緒に前を向いて歩いていける新しいキャプテンになれれば」とキャプテンとしての抱負を語った。
また、キャプテンに期待することを聞かれた西潟が「私はダンスが苦手なので、教えていただいて…」とコメントが途中で止まってしまうと、北原は「歌は教えられないけど」と、笑いを誘ってすかさずフォロー。
さらに「新潟スタジアムがあるが目標は?」というリポーターの質問に「言わせる気満々じゃないですか! アルビレックス新潟さんの本拠地ですよね? スタジアムでのコンサートはだいぶ時間がかかってしまうとは思うけど、最終的にはそちらでできるように頑張る」と答えるなど、キャプテンらしく会見を盛り上げた。
「指原(莉乃)がすごくNGT48のことを気にしてくれていて、HKT48と合同でコンサートとか将来できたらいいなって言っていた」と明かした北原だったが、「NGT48は(48グループの中で)一番最後にできたグループ。追い付け追い越せの精神で、速足でタッタカターっといきたい」と、まずは先輩グループを目標にすることを誓った。