佐野ひなこ「原作よりドラマの月が好き!」
毎週日曜に日本テレビ系で放送中の窪田正孝主演ドラマ「デスノート」で、人気ガールズユニット「イチゴBERRY」でセンターを務める通称ミサミサこと弥海砂を演じる佐野ひなこを直撃!
役作りでの苦労や「デスノート」の原作ファンだという佐野の視点から見どころを聞いた。
――出演が決まった時はどんなお気持ちでしたか?
もともと、原作の大ファンなので、うれしさよりもビックリして、「本当に!?」って信じられなかったです。
――アイドルでありながらもダークな部分を持つ海砂を、実際に演じてみていかがですか?
人前では笑顔でアイドルをやっているけれど、闇を抱えているというか、狂気的な部分もある女の子なので、難しくて。台本を読みながらプロデューサーや監督から、ここは明るくして、でもこの部分は笑っていても闇を持った感じの表情でなど、細かくアドバイスをいただいて演じています。
――原作とはキャラクター設定が変わった月ですが、佐野さんから見てどんな印象をお持ちですか?
原作での月は結構、辛辣(しんらつ)なことを言うんですけど、でも足手まといな海砂をいつも助けてくれるので、原作よりドラマの月の方が好きかな(笑)。ドラマの月は平凡な大学生ですけど、本当に優しい人で。海砂はもともと好意を抱いているからこそですけど、そんな優しい月をもっと好きになっちゃうんだと思います。
――「イチゴBERRY」としても活躍されていますが、いかがですか?
擬似アイドルとはいえ、最初は人前で歌って踊ることに抵抗があったんですけど、海砂として演じるって思ったら抵抗はなくなりました。でも決してうまくはないし(笑)。覚えるのが大変で、最初は時間があれば動画を見たりしていました。
――周りの方の反響はいかがですか?
友達からメールとかLINEがいっぱいきて、このドラマのすごさを実感しました。でも海砂が月の足を引っ張ってしまう部分があるので、そういう時は、「しっかりして!」って注意されました(笑)。
――終盤へと近づいてきましたが、今後の見どころをお聞かせください。
「デスノート」に関する記憶は失っても月へのいちずな気持ちはそのままなので、いちずな海砂に注目してください!
――最後に、今後どんな役に挑戦したいかお聞かせください。
これまで、天真らんまんというか、ちょっと抜けてる役を演じることが多かったので、真面目な雰囲気の役に挑戦したいですね。ジャンルでいうとヒューマンドラマかな! でもどんな役でも全力で挑戦していきたいです!
毎週日曜夜10:30-11:25
日本テレビ系で放送