劇場出演600回以上!AKB48・倉持明日香の卒業公演が開催!
8月17日、東京・秋葉原のAKB48劇場にて、AKB48チームBキャプテン・倉持明日香の卒業公演が行われた。
開演前から“明日香”コールが鳴り響き、倉持本人も「こんなにコールされたこと今までない。もうアンコールかと思った」と驚く中、卒業公演がスタートした。
トークパートでは、渡辺麻友が「これほど後輩がのびのび成長できるチームはなかった。それは、もっちー(=倉持)が誰からも愛されるキャプテンだったから」、平田梨奈も「1番尊敬しています。倉持さんがいると、みんなが近づいていく。たっぷりと愛情の詰まった人です」と話し、キャプテンに感謝のメッセージを送った。
公演終盤では、同期生の中田ちさと(AKB48チームA)と藤江れいな(NMB48)や、かつて活動を共にしていた梅田彩佳(NMB48)、小林香菜(AKB48チームK)、宮澤佐江(SKE48/SNH48)、そして本日の公演メンバーではなかった梅田綾乃、川本紗矢、野澤玲奈、横島亜衿も駆け付け、キャプテンの労をねぎらって卒業を祝福した。
公演最後は、倉持には内緒で用意されていた「いつもそばに」が披露された。自身が詩を書いたこともあり、そのイントロが流れ出すと、それまで笑顔で通してきた倉持も、初めて涙を見せた。歌い終えると「いつも一人で歌ってきた歌なので、みんなで歌えて嬉しい」と、周りを囲んでくれたメンバーたちに応えた。
約8年間、600回以上に渡って立ち続けたステージに別れを告げ、倉持は自身の夢である“スポーツキャスター”に向かって新たな一歩を踏み出した。
【以下、倉持の公演中あいさつを抜粋】
私はAKB48を卒業して、スポーツキャスターという目標を持って新たな一歩を踏み出しますが、それはAKB48にいたからこそ見つかった夢です。こんなにいっぱい表現方法がある日本語の中を探しても見つからないくらい、複雑な感情というか、色んな感情をAKB48 に入ってこの8年間教えてもらいました。AKB48 に入って(普通の)17歳から25歳までにはできないくらい、この8年間は色々な経験をさせてもらいました。たくさんの感情が生まれて、たくさんの思いが生まれて、たくさんの感謝の気持ちが生まれて、それを私は自分の言葉で伝えていきたいと思い、スポーツキャスターになりたいという目標を持ちました。
AKB48 に入って私の目標だったものが、いつの間にか周りのメンバーだけじゃなく、応援してくださっているファンの皆様と一緒に追いかける夢になっていました。不安はありますけど、寂しさはないです。握手会やお手紙、色々なコメントなどでファンの方からいただき、「これからも応援しているからね」という言葉が今の私にとって最大の力になりますし、それを支えにして“明日からも頑張れる!”って思える、そんな魔法の言葉葉です。その言葉を信じてこれから進んでいきたいと思います。あとは私の努力次第なので、ファンの皆さんはAKB48グループを応援しつつ、私、倉持明日香個人をこれからも温かくこれまで通り見守っていただけたらなと思います。
この劇場公演がある限りAKB48 は生き続けていくと思いますので、ファンの皆さんがAKB48を支えていってほしいなと思います。私も卒業してからも陰ながらAKB48 グループを応援して、支えられるくらい大きな存在になりたいと思います。子供のころから大器晩成型と言われ続け育ってきたので、まだまだ開花しないかもしれませんが、皆様への感謝の気持ちを込めて、これから一歩一歩、少しずつながら大きな花をいつか咲かすことができるように頑張っていきます。これからも倉持明日香の応援をよろしくお願いします。