松井玲奈ラストコンサートに珠理奈ら号泣!
「松井玲奈・SKE48卒業コンサート in豊田スタジアム ~2588DAYS~」が8月30日に、愛知・豊田スタジアムにて行われた。
29日と同様、船のステージセットで、SKE48のヒットシングル「強き者よ」「賛成カワイイ!」「バンザイVenus」「12月のカンガルー」を正規メンバー51人で披露すると、SKE48単独コンサートでは最大観客数となった4万5000人のファンは大盛り上がりだった。
松井(玲)は「楽しすぎて、まだ卒業コンサートという気持ちになれてないのですが、(開場前は雨が降っていましたが)空も晴れてきましたし幸せですね」とオープニングの心境を語った。
研究生・チームII・チームE・チームS と各チーム曲が続くと、'91年生まれの松井(玲)、高柳明音、須田亜香里で「ウィンブルドンへ連れて行って」を披露。
続く「ごめんね、SUMMER」ではAKB48に移籍した木崎ゆりあが登場し、会場からは大「ゆりあ」コールが上がった。また松井(玲)が交換留学生として兼任していた乃木坂46からは、VTRと見せかけ、東京・神宮球場で行われている乃木坂46のコンサート会場と生中継というサプライズも。
これには松井(玲)も驚きの表情で、乃木坂46メンバーと乃木坂46のファンから「卒業おめでとう」と声を掛けられ、乃木坂46の衣装がプレゼントされた。
松井(玲)全出演のメドレーパートでは、「青春の水しぶき」など5曲を披露し、最後は松井(玲)・松井珠理奈・大矢真那の1期生3人で「雨のピアニスト」をパフォーマンス。
終盤では、松井(玲)のソロ曲「枯れ葉のステーション」をしっとりと歌い上げ、「手紙のこと」では、松井(珠)と大矢から手紙が贈られた。松井(珠)は「本当は言いたくないけど、卒業おめでとう。私にとっては玲奈ちゃんが太陽みたいな存在でした。玲奈ちゃんのことが大好きです。玲奈ちゃんには安心して卒業してほしいので、もっと強くなります。玲奈ちゃん、これからもSKE48を見守っていてください」と涙した。
さらに松井(玲)も手紙を取り出し、「メンバーのみんなへ。これからのSKE48を作って行くのはみんなです。一生懸命、がむしゃらになった後に見える景色は本当にすてきです。みんなと一緒にこの景色(サイリウムでオレンジ色になった会場)を見ることができて、私はとってもうれしいです。私の大好きなSKE48をこれからもよろしくお願いします」と読み上げた。
SKE48のチームカラーであるオレンジ色のペンライトで会場一面が埋め尽くされる中、「仲間の歌」で本編は終了した。
「玲奈ちゃん」コールからのアンコール明けでは、松井(玲)センターの最新シングル「前のめり」を披露後、モニターに松井(玲)の軌跡をつづった映像が映し出され、セットが転換。
出現した船首に玲奈が立つと「この7年間はあっという間でした。私にとっては一つ一つ大切な思い出です。豊田スタジアムに立てたのは、皆さんのおかげです。皆さんがたくさん応援して、いろんなメンバーを見つけてくれたから。
ナゴヤドームではメンバー全員で見ることができなかったオレンジの光は、本当に今まで見たことないくらいすてきな景色で、みんなもとてもうれしそうにしていて、私もうれしかったです。
これから私は別の道に進みますが、ここで経験したことは、これからの活動だったり、私の人生においてかけがえのないものだと思います。それを作ってくださった、支えてくださった皆さん、本当にありがとうございます」と目を潤ませながら胸の内を語った。
ステージ前から巨大な噴水が上がり、松井(玲)がSKE48加入から卒業までの日数が曲名とされた「2588日」を歌うと「SKE48は私にとっての青春です。皆さん、また会いましょう」とあいさつし、噴水の水しぶきが舞う中ステージを後にした。
松井(珠)は「玲奈ちゃんの笑顔が最後まできれいだったから『クヨクヨしてちゃ駄目だな!』と思いました。やっぱり最後まで玲奈ちゃんに背中を押してもらいましたね」と語り、メンバー全70人で「アイシテラブル!」「手をつなぎながら」を披露し、松井(玲)の送り出しと“これからのSKE48 の船出”を意味したコンサートは無事終演した。