ドラマ「婚活刑事」と同時に婚活中の川村エミコを直撃
毎週木曜に日本テレビ系で放送中の伊藤歩主演ドラマ「婚活刑事」で、米子(伊藤)の友人・美香を演じる川村エミコ。お笑い芸人として活躍する一方、女優としても数多くの作品に出演してきた川村に、役作りから最終回に向けての見どころ、またドラマと連動して行っている“婚活”の行方について直撃!
――美香さんと川村さんは対照的な方のように思えますが、実際にどんなふうに役作りされたんですか?
美香は恋愛マスターみたいな感じで、米子に対して「だからダメなのよ」って上から目線で言ったりするんですけど、それがちょっと快感でしたね(笑)。
これまでテレビとか雑誌の恋愛特集で、恋愛の知識だけはしっかり持っていたので、役作りをするっていうより、「美香さんはこういう系ね」って持っている知識に沿って演じています(笑)。
――女性の方が多い現場ですが、撮影現場はどんな雰囲気なんですか?
和気あいあいとしていて、ほんとに楽しいです。撮影の合間も恋バナで盛り上がって。「串升のメンバーで合コンに行ったら(森)カンナちゃんが一番モテるよね」とか、「恋愛と結婚は違うよね」って話をしていたり。このドラマのおかげで、恋愛モードになれました。
――これまで演じられてきて、周りの方の反響はいかがですか?
同世代の女性の方から、「すごくいいドラマだね」、「米子に頑張ってほしい」っていう声をいただいています。相方の白鳥(久美子)さんは、彼氏がいて絶好調なんで見てないんじゃないかな。最近、男性とご飯に行く機会があったんですけど、その時も「いいじゃん頑張んな」って上から目線で言われましたし(笑)。
――ドラマと連動して川村さんの婚活を応援する企画がありますが、その企画でご自身の恋愛や婚活に生かせたことはありますか?
これまでは聞き上手の方がいいのかなって思っていたんですけど、婚活アドバイザーの方に「自分のことをアピールすることが大事」って言われてからは、「こけしが好き」って言うようにしています(笑)。
対談企画の中で栗山(航)さんからは、「そのままでいいじゃん」って言われて、すごく気が楽になりましたね。小池(徹平)さんは「料理でつかめ」って言われて、それもあるなって思って。実際、今料理が上手な人から家で料理を習っているんですよ。歩さんは、「いい人いるよ」って言ってくださるんですけど、その人が既婚者だったりして「歩さん!」って思いましたけど(笑)。
番組のスタッフは、この企画のおかげで仲良くなれたので良かったんですけど、みんなかわすの、上手なんですよね。番組以外でも飲みに行ったり、ご飯に行ったりしているので、いろんなところに種をまいて芽が出たらいいなって思っています。
――実際に川村さんはどんな方がタイプなんですか?
ピンチの時に明るい人がいいです。例えば、ドアノブが取れちゃった時に怒るんじゃなくて「風通しがいいな」とか、そういう一言が言えるというか、そういう優しさがある人がいいですね。
大人になると人の嫌なところばかりを見てしまいがちなんですけ、ケチだから嫌だとか、食べ方が汚いから嫌だじゃなくて。方向転換してお金の価値観が合う人がいいとか、食べ方がきれいな人がいいとか、そういうふうに思うようにして、意識を変えるようにしています。
――川村さんの経験を踏まえて、婚活中の女性にアドバイスをお願いします。
成功していたらいくらでも言えるんですけどね(笑)。とにかく表に出て、飲み会があったら参加して。周りにも「結婚したい」「誰か紹介して」って声に出して言うことが大事だなって思います。それで可能性も広がってくるので、実際に椿鬼奴さんとか村上(知子)さんが「知り合いの男性を紹介するね」って言ってくださって。恥ずかしいって思わずに発信していかないとダメですね。あと、ついつい居心地がいいからって独身の女性だけで集まりがちなんですけど、男性も呼んだり視野を広げていくことが大事かなって思います。まっ、成功してないんですけどね(笑)。
――最終回に向けての見どころをお聞かせください。
米子がどんな恋愛をして、どんな婚活へと行き着くのか。美香は美香の恋愛がどうというよりも米子のサポーターに回るって感じです。私もOAを見るのが楽しみなのでぜひご覧ください!
――今後、ドラマや映画にご出演される機会があったら、どんな役に挑戦されたいですか?
お母さん役をやってみたいですね。それで撮影が休みの日に子供役の子たちと一緒に遊びに行ってみたいです。でも自分で決めないで、何でも挑戦していきたいですね!