福山雅治「冠番組」で小室哲哉と約20年ぶりに共演
福山雅治がメーンキャストを務める音楽バラエティー「ウタフクヤマ」が、10月4日(日)、11日(日)にフジテレビ系で放送されることが明らかになった。福山がバラエティー番組にメーンキャストとして出演することは極まれなこと。初収録は大いに盛り上がり、福山自ら「奇跡の番組が誕生しました!」と笑顔とともに感想を語った。
以前より企画提案を受けてきた福山は「お酒を飲みながらの楽しい会話がある中で、往年の名曲をセッションしたり、アドリブで歌を創作していく企画なら」と快諾。
福山をはじめ、多彩な顔触れが集うのは、リリー・フランキーが店主を務めるとあるスナック。
今回店に現れたのは、桐谷健太、小室哲哉、ミュージシャンの三沢またろうといった面々。
特に福山と小室はほぼ20年ぶりの共演。久々に対面した二人が初めてセッションを行うという奇跡も。
福山が「(小室)世代です」と言えば小室も「テレビで見てた人だなって感じです」と語るほどの距離感だったが、ある瞬間に大変化が起きる。
小室がおもむろに「ちょっと楽屋で書いてきた」という歌詞を取り出し、「福山君のイメージで(書いた)。福山君がこれにいいメロディー付けてくれるんじゃないかなあって」といきなり福山に作曲を依頼。
福山は驚きながらも早速ギターを片手にメロディーを奏で始める。「これリハーサルやってきたと思われたらしゃくだなあ!」と福山。小室も「めちゃくちゃよかった」と大絶賛した。
ラップを披露した桐谷も「できちゃうんですね」と大きな声で感動を伝えた。お酒を酌み交わしながら音楽を奏でるという状況の中セッションはさらに続き、福山が「本当に歌いたい歌を歌っていいですか」と意外な選曲で周りを驚かす一幕も。
収録後、福山は「企画の打ち合せを重ねていく中でこの番組は音楽番組だということが分かりまして、それは楽しそうだなと。その反面言い訳ができないなと思いました」と番組に臨む前の気持ちを素直に語った。
発言を聞きながらリリーは「福山君と飲んでいると弾き語りしてくれて、自分一人で聞くのがもったいないという瞬間がよくあるので飲み屋で起きているミラクルな瞬間をテレビで見せられたらいいな」と明かした。
収録は「すごく楽しかったのでその楽しかった感じが番組になるといいなと思いました。お酒を飲みながら歌を歌うというプライベートな感じをテレビでやらせていただけるなんてことはないですからね」と福山。
最後に福山は番組の見どころについて「練習やリハーサルをしてないところで音楽をやる、というその瞬間ですね。喋るように歌が始まり、笑うように楽器が始まるというような瞬間瞬間が今回の『ウタフクヤマ』の見どころなんじゃないかなと思いました」とアピールした。
「ウタフクヤマ」は10月4日(日)夜11時15分~11時45分、11日(日)夜11時45分~深夜0時15分まで2週にわたって放送される。
10月4日(日)夜11:15-11:45
10月11日(日)夜11:45-0:15
フジテレビ系で放送