中条あやみらが悪天候で“レッドカーペット”お預け!
10月10日(土)まで韓国で開催されている「第20回釜山国際映画祭」で、“ミッドナイト・パッション部門”に正式招待され、10月2日(金)にワールドプレミア上映を行う映画「ライチ☆光クラブ」。本作にヒロイン・カノン役で出演する中条あやみと屈指の美少年・ジャイボ役の間宮祥太朗が、悪天候の影響で現地入りが遅れ、参加予定だったレッドカーペットに参加できないアクシデントに見舞われた。
2人が当初予定していたフライトが5時間も遅延し、韓国・ソウルからの国内線へ振り替えるも、釜山行きの国内線が欠航。列車移動を余儀なくされ、絶望的な状況に陥ったが、映画祭からの招待に何とか報いたいという思いで、キャスト・スタッフが一丸となって釜山を目指した。
その結果、オープニングセレモニーは終盤にギリギリ滑り込むかたちで参加することできた。決死の思いで会場にたどり着いた中条と間宮らが記念撮影をしていると、彼らを見つけた韓国の映画ファンらが「あやみちゃん!」「間宮くん!」などと駆け寄り、取り囲まれる一幕も。
中条と間宮は、倍以上の時間をかけてようやくたどり着いたという安堵(あんど)感と、韓国のファンによる温かい声援に感謝していた。初めての国際映画祭で、念願のレッドカーペットデビューはかなわなかったものの、壮絶な1日を乗り越え、2人にとって一生忘れられない思い出になったかもしれない。
そんな2人が、それぞれ“駆け込み映画祭デビュー”の感想を語った。
「レッドカーペットを歩きたかったですが、映画祭の空気を味わえてうれしかったです。この映画は、すごく格好いい作品で、多感な少年たちの切実なメッセージが込められている作品です。釜山国際映画祭をきっかけに、世界中の人に見ていただいて何かを感じてもらえたらうれしいです」(中条)
「大変な道のりを経て釜山に着きました。台風で飛行機が飛ばず、それでも何が何でも行きたいという気持ちで、成田空港から羽田空港、第二ターミナルから第一ターミナル、北ウイングから南ウイングと移動し、飛行機でソウルに入りました。 そこから電車に乗って釜山にやって来ました。 レッドカーペットは歩けなかったけど、セレモニーには間に合ったので本当に幸せです。 あす、『ライチ☆光クラブ』がワールドプレミアで上映されます。国籍が違う人に見てもらえることがすごく楽しみです」(間宮)
なお、中条、間宮の他にも、同じくレッドカーペットに参加予定だったHey! Say! JUMPの中島裕翔や菅田将暉、行定勲監督も悪天候の影響で参加することができなかった。
2016年<正月第二弾>新宿バルト9ほか全国ロードショー
原作=古屋兎丸「ライチ☆光クラブ」(太田出版)
脚本=冨永圭祐、内藤瑛亮
監督=内藤瑛亮
出演=野村周平、古川雄輝、中条あやみ、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音ほか
【HP】www.litchi-movie.com