「トマトラ」到着式で営業部長・くまモンが魅力をPR
“トマト畑”を搭載したトラック「トマトラ」の到着式が、東京・台場のパレットタウンにて開催され、熊本県営業部長・くまモン、蒲島郁夫熊本県知事、エスパー伊東らが登壇した。
「トマトラ」は、「新鮮な食材を食べてもらうことが一番のPRになる」と考えたくまモンが、“トマト畑ごと輸送する”ために特別開発した、ビニールハウスを搭載したトラック。10月7日に熊本を出発し、8日(木)に大阪、9日(金)に名古屋を経由し、この日最終目的地である東京に到着した。
途中、車の揺れでトマトが落ちてしまうハプニングなどもありながらも、約1200kmの道のりを無事走破。会場には「トマトラ」到着を一目見ようと、早くから大勢の人たちが詰め掛け、「トマトラ」が到着すると、「おめでとう!」「トマトラきた!」など、大きな拍手と歓声が沸き起こった。
7日に熊本で行われた出発式では、シートベルトが締まらず乗車できないというハプニングがあったくまモン。到着式には元気に駆け付け、司会者から「無事にトマトラが到着して、うれしい?」と聞かれると、大きくうなずき、軽快なステップで喜びを表現した。
蒲島県知事は、「畑ごと熊本から持ってくるのは、うまくいくかとても心配でしたが、真っ赤な完熟トマトを届けられて良かったです」と安堵(あんど)の様子。
「トマトラ」のトマトを収穫して食べ「真っ赤になったトマトは、完熟でとてもおいしいです。熊本のトマトは赤さ、うまさ日本一です!」とアピールした。
今回のプロジェクトで、“トマトラ警備隊”として4日間「トマトラ」を見守り続け、Twitterでの実況なども行ってきた米村隊長は「熊本から東京まで1200キロ。皆さんの協力のおかげで無事に終わることができ、とても感謝しています。
熊本の良さ、トマトの良さを一人でも多くの方に知ってもらいたいです。そして、熊本でトマトを作る生産者の方々の思いも知っていただけたらうれしいです」とこれまで多くの応援を受けてきたことに感謝の気持ちを述べた。
またイベント中に、会場に大きな“謎の黒いバッグ”が運び込まれると、突然、そこからエスパー伊東が登場し、会場が笑いに包まれた。伊東は熊本出身で、「トマトラ」到着を楽しみにしていたと告白。トマトを食べると「鮮度が高くとてもおいしい。トマトは大好物です」と笑顔で語った。
さらに「エスパーの超能力はトマトに支えられている」と話し、「マックスエスパワー!!」と持ちネタを披露し、会場を沸かせた。