NHK新人落語大賞の桂佐ん吉「僕も朝ドラに出たい」
大阪府の堺市立美原文化会館にて「平成27年度 NHK新人落語大賞」が行われ、桂佐ん吉が大賞を受賞した。
'73年の「NHK新人落語コンクール」から始まって40年以上の歴史を持ち、テレビにおいて東西の落語家が競い合う唯一のコンクール。これまで春風亭小朝や、春風亭昇太、林家たい平、柳家喬太郎など、名だたる落語家を輩出してきた。
今回は予選会に106人が出場。勝ち進んだ5人により決勝が行われた。大賞を受賞した桂佐ん吉は「入門して年季が明けてから、これを目標に毎年チャレンジしてました。予選で毎年落ちてたんですけれど、『何が自分に足らんのかな』ということを毎年考えていました。悔しい思いを何度もしてきて、ほんで最後の最後に取れて、本当に夢のようです」とコメント。
また、「平成27年度 NHK新人お笑い大賞」で大賞を獲ったチョコレートプラネットが「朝ドラに出たい」と発言したことを受け、「僕も朝ドラ出たいです」と、同じく朝ドラ出演への意欲を見せた。
桂佐ん吉は現在31歳で大阪府大阪市出身。'01年に故・桂吉朝に弟子入り。'05年3月に桂米朝の下で3年間の内弟子修業を卒業した。'11年に文化庁芸術祭新人賞を受賞。
なお、決勝の模様は10月31日(土)昼3時5分からNHK総合にて放送される。
10月31日(土)昼3:05-4:18
NHK総合で放送