北原里英、ハンドボール経験を生かしアンバサダー就任
NGT48でキャプテンを務める北原里英が、都内で行われた第40回日本ハンドボール開幕記者会見に出席。今シーズンのアンバサダーに就任することが発表された。
第39回リーグを無敗で制したもののプレーオフで優勝を逃した男子・大崎電気 OSAKI OSOLの岩本真典総監督は「スローガンは『CONTINUE(継続)イチからの出発』。チームの抱負としては代表選手が抜けたりするが、プレーオフで優勝できるよう頑張りたい」と意気込みを見せた。
また、第39回リーグで悲願のプレーオフ制覇を成し遂げた女子・北國銀行 Honey Beeの荷川取義浩監督は「チームスローガンが『ONE FOR ALL ALL FOR ONE』ということで、ことしもチーム力で戦っていく。今年度は昨年以上に短期決戦で厳しいが、チーム力で乗り切っていきたい」と抱負を語った。
そして北原は「中学は3年間ハンドボール部でした。球技がすごく苦手で、これではまずいなと思って部活の中で最も球技らしいハンドボール部に入って球技の上達を目指そうと思いました。苦手克服のためにです」と意外な過去を明かした。
さらに北原は「ポジションはサイドで、足は速かったんです。今でも地元の友達は部活の仲間が多くて。ハンドボールもチームプレーが大事なスポーツだと思うので、団結力だったりとか、チームの中で協力して戦うことの喜びだったりとかをハンドボールで学んだなと思います」と振り返った。
「当時から部活内でもめ事とかあると、ちゃんと発言し合って解決してたんです。思ったことを口にするというのを学んだのは部活で。言いにくいことがあっても言えるようになったのは部活のおかげかな」と今に経験が生きていることを明かした。
さらに「当時、雨の日は教室でプロの方の試合を見るという練習があったんですね。その中で、宮崎大輔選手派と東俊介選手派(※東はトークセッションで北原と対談中)に分かれたんですね。しかも五分五分の人気を誇っていて、盛り上がっていました」と告白。
それを受けて東は「大体円グラフにしたら(自分は)ほんの少ししかファンはいないんですけどね」と照れ笑いを浮かべた。
だがその直後、北原は「私は…宮崎派…ですけど、でも半々ですから」とフォローした。
最後に北原は「ハンドボールはやっていても楽しいですし、見ていてもプレーが華やかで。もっと日本で有名になったり人気になったりしたらいいなとずっと思っていたので、今回アンバサダーに就任させていただいたので、私が少しでも力になってハンドボールを盛り上げていけたらいいなと思っています」と語り、イベントを締めくくった。
第40回日本ハンドボールは、男子が11月14日(土)、女子が'16年1月9日(土)に開幕。
'16年3月13日(日)まで2回戦総当たり方式でリーグ戦を戦い、男子は9チーム中の上位4チーム、女子は7チーム中上位4チームによるプレーオフを経て優勝チームを決定する。
ことしはリオデジャネイロ・オリンピックのアジア予選やアジア選手権などもリーグ戦中に組み込まれているため、代表選手を抱える上位チームには厳しいスケジュールになるという。