有村架純&高良健吾が月9主演で本格ラブストーリー
'16年1月スタートの“月9”で、有村架純と高良健吾が民放連続ドラマ初主演となる「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)を放送することが決定した。
脚本は「東京ラブストーリー」('91年)など、これまでに9本の“月9”を手掛けてきた坂元裕二が担当し、地方から東京に出てきた若者たちのリアルな今を映し出しながら、恋愛の美しさを描いていく。
有村は、幼いころに女手一つで育ててくれた母を失い、北海道の田舎町に暮らす養父母の下で育った杉原音役。
また、高良が早くに両親を亡くし、福島で暮らす祖父に育てられた曽田練を演じる。
養父母の下、いろいろなものを諦めながらも明るくけなげに生きてきた音は、貧窮する養父母のため、20歳も年上の資産家との結婚を強いられ苦悩する。
一方、だまし取られた祖父の農地を取り戻す費用を稼ごうと東京に暮らす練は、夢とは程遠い現実の中で職を転々としてきた。
そんな2人はある偶然から北海道で出会い、共に東京に向かう。だが、東京に到着するや否や、雑踏の中で離れ離れになってしまう。
主演する2人は、それぞれ有村が兵庫から、高良が熊本から上京してきた経緯があり、キャラクターに強く共感する部分もあるという。
有村は「夢をたくさん持って上京しましたが、親も友達も関西なので、一人ぼっちなんだなと、いてほしい時に人がいないという感覚がすごく寂しかったです」と語り、高良は「空気が汚い、人混みが嫌だ、と最初は一人で生きていく覚悟もないから人のせいにばっかりしていました」と振り返った。
劇中では北海道で知り合い、東京ですぐに離れ離れになってしまう音と練。有村は「音が練くんと出会ってどう変わっていくのか…わくわくした気持ちでいます」と音の変化を楽しみにしているそうで、高良は「自分が立っている場所で一生懸命に生きている音や練のような人たちの人生を見て、何か感じてくれたら」と語った。
'16年1月スタート
毎週月曜夜9:00-9:54
フジテレビ系で放送