竜星涼「ヤングシナリオ大賞」受賞作品でフジ初主演
12月20日(日)にフジテレビで放送される第27回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作品「超限定能力」のキャストが発表され、竜星涼や太賀、永野芽郁らの出演が決定。竜星はフジテレビ初主演を務める。
同作品は、漫然とした日々を過ごす大学4年生の主人公・秋山舜太郎(竜星)が、ある日、通学中に頭を打って目を覚ますと電車内で“人が降りる駅”が見える能力を習得する。
超限定的な能力を得た舜太郎が、就職活動のうまくいかない親友との擦れ違いや降りる駅が見えない女子高校生との交流といった人間関係の中で変わっていく様子を描く。
太賀は舜太郎の親友・斎藤宜秀役、永野はキーマンとなる女子高校生・橋田美雪を演じる。
■竜星涼コメント
――主演を務めることが決まった際の気持ちを聞かせてください。
竜星:単純にすごくうれしかったです。主役を張らせてもらえるなんてめったに無いことですから。それも「ヤングシナリオ大賞」ということで、いったいどういう作品なんだろうって気になると思うんですが、僕も実際に台本をもらう前からわくわくして、興味が湧きました。
――ご自身の役をどのような人物と捉えていますか?
竜星:自分の学生時代に少し似ている部分があると思いました。さすがにこれほど甘くはないですけど(笑)。幸い僕は高校を出るときに自分のやりたいことを見つけられたのでもう違いますが、もしそうじゃなかったら、現実逃避したくなる気持ちは分かります。主人公の舜太郎は、親のコネで将来が決まっていて恵まれているので、多少ふに落ちないことがあってもずるずると流されてしまっています。でも、やがて自分の将来と向き合わないといけないと気付く瞬間があるので、そこはきっちり見せたいと思います。
――演じられる上で、心掛けたことなどありましたら教えてください。
竜星:撮影現場では、基本的にまずはやってみて、それで監督がどう思うかを聞くようにしています。野田(悠介)監督は細かく言ってくれるので、それを取り入れてどんどんつかんだという感じですね。芝居はただせりふを言うだけではないし、個々の想像によるもので、人によっても捉え方が違うので、“そういう方がいいんだな、舜太郎っぽいんだな”という発見を楽しみにトライするようにしています。
――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
竜星:「ヤングシナリオ大賞」というすごく大きな作品に主役という形で携わらせていただいたのですが、これは主人公が成長する物語なので、同世代の人たちにも、将来などちょっとないがしろにしていたことを見直すきっかけを提示できたらうれしいと思っています。みんなで一生懸命やっていますので、ぜひ見てください。
12月20日(日)夜0:45-1:45
フジテレビで放送