北村一輝・濱田岳W主演のドラマ第2弾がクランクイン!
'16年2月放送の北村一輝、濱田岳がダブル主演するスカパー!オリジナル連続ドラマの第2弾「螻蛄(けら)(疫病神シリーズ)」が、12月某日クランクインを迎えた。
今年1月に放送したドラマ第1弾「破門(疫病神シリーズ)」が好評を博し、制作が決まった続編「螻蛄(けら)(疫病神シリーズ)」。直木賞作家・黒川博行氏のハードボイルド小説が原作の本ドラマシリーズは、主演の二人の軽妙な大阪弁でのやり取りや、物語のスピード感、地上波ではなかなか見ることができないバイオレンスな描写など見どころが豊富。
約10カ月ぶりに顔を合わせた桑原(北村)と二宮(濱田)は前作同様、今作でも息ぴったりで大暴れ! ストーリーは、巨大宗教法人の宝物である絵巻物をめぐるスキャンダルに金の匂いを嗅ぎつけた二人が、東京・大阪・京都・名古屋を駆け回り、腐敗刑事、東京ヤクザ、金満坊主と次々現れる悪党を相手に暴れまくる、というもの。
クランクイン初日は東京近郊の山寺で、桑原と二宮が賽銭箱にお金を投げ入れるシーンを撮影。
二宮が財布から取り出した5円玉を賽銭箱に入れ、手を合わせる。そんな二宮を見て桑原は、「ガメついくせに、ショボイのう。今回のシノギは一億の大博打や。ショボイ張り方しとったら、ツキが逃げるんじゃい」と5万円を賽銭箱に入れる。すると「寺は賭場とちゃいますよ。罰当たりますよ」、「上等やないか」…と、桑原と二宮のテンポの良い掛け合いが展開。前作の主演二人の空気感は、続編撮影初日から復活していた様子だった。
■桑原保彦役:北村一輝コメント
前作は自分で「良い作品」と言える作品でした。「またこのドラマをやりたい」と思っていたので、続編が決まってうれしく思います。最近こういう題材が少なくなってきていますが、桑原の言うことは筋が通っていて、心から言えるセリフが多いので楽しく演じています。今回も桑原と二宮のやり取りや展開など面白い作品になっています。「ドラマは一回見ただけで伝わるものじゃないといけない」と思うので、前回同様に現場の皆さんと良い作品を作っていきたいです。撮影初日を迎え、普段演じる役とは違いますし、久しぶりに桑原を演じたこともあり、前作を思い出して加減を探りながら撮影に挑みました。「こいつらどこ行っても同じだな」と思ってもらえるような、前作と同じ桑原と二宮の二人の空気感を届けたいと思います。
■二宮啓之役:濱田岳コメント
続編ができるのは「前作を見てくださった人に満足していただけたから決まったんじゃないかな」と思うので素直にうれしく、役者冥利に尽きます。個人的には「恐怖の大阪弁地獄が始まるな」という感覚ですが、スタッフさんもほぼ前回と同じでとっても懐かしく楽しみです。前作はハードなシーンも多くて体力的にもつらく、正直、続編の話をもらった時は「(また)やるのか…」という気持ちでしたが、いざ撮影が近づいたら不思議とドキドキしていて、現場でワクワクしている自分がいました。二宮は今まで演じた役の中でも一番どうしようもないキャラクターなんです。そういう意味で言えば良い経験をさせてもらっています。今回も「全然成長しないな」と思うくらいのダメっぷりです。何も変えず、あえて前作のまま演じることで、話がそのまま続いているように表現できればと思います。
第2弾「螻蛄(けら)(疫病神シリーズ)」の'16年2月19日(金)放送開始(BSスカパー! 、スカパー! 4K 総合)に先駆け、'16年1月2日(土)、3日(日)には第1弾「破門(疫病神シリーズ)」をBSスカパー!で無料一挙放送。
'16年2月19日(金)スタート
毎週金曜夜9:00-10:00
BSスカパー!(※第1話は無料放送)、スカパー!4K 総合にて放送
「破門(疫病神シリーズ)」
'16年1月2日(土)、3日(日)昼2:00-夜6:00
BSスカパー! ※無料放送