銀座三越にラグビー、E・ジョーンズの巨大懸垂幕出現
ラグビー前日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏が、三越伊勢丹グループの広告に出演。東京・銀座三越に巨大懸垂幕が掲出されることが明らかになった。
'15年のラグビーワールドカップにおいて歴史的快挙を成し遂げ、日本中を沸かせたラグビー日本代表チームの指揮を執ったジョーンズ氏。
「日本人は、現状に満足せず、もっと自分に期待することでさらに輝くことができるはずだ」というジョーンズ氏の強い信念に共鳴し、今回、三越伊勢丹グループがエディー氏にとって日本初となる広告契約を結んだ。
紺色のスタイリッシュなスーツで撮影現場に登場したエディー氏。貫禄を醸し出す紳士なスーツ姿は、現場の男性スタッフも見とれてしまうほど。
真っすぐにカメラを見詰めるまなざしは柔らかく、試合や練習の時の厳しいイメージとは違う表情を見せた。
撮影中「かっこいい!」「キュート!」などスタッフからの英語交じりの声掛けには、思わずはにかむ場面もあり、現場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。
そんなジョーンズ氏が、撮影終了後インタビューに応じた。
――三越伊勢丹グループのお正月の新聞広告として登場する感想はいかがですか?
この特別な日に、三越伊勢丹グループの顔となることができたことは非常に光栄です。日本人の母と妻がおり、私にとっても元旦は大切な日です。
きょうこの日に三越伊勢丹グループを代表する機会を与えてくださったこと、これを非常に謙虚な気持ちで受け止めています。
――三越伊勢丹グループのメッセージは“this is japan.”。エディーさんにとってのthis is japan.とは?
私が思うthis is japan.は、日本が夢を追い続け、ワークハードし、夢を達成するために訓練することだと思います。
日本の人々は自分の意見や夢を推し進めることが苦手で、抑え過ぎていると感じますので、そこから抜け出して、自分たちのやりたいことをさせてあげるように進めることが大切だと考えます。そしてもちろん、品良く。
――'19年に向けて、これからのジャパンラグビーに期待することを教えてください。
ラグビーだけではなく、人生においてどのような場面でも大切なことは、自分自身を変えていくこと、より良くなる方法を見つけたり、目標に向かって勉強をしたいと思う姿勢なんです。
'15年のW杯で日本は変わりました。それを基準として、これから何を改善して、実現していくかを考えていく必要があると、私は思います。
――エディーさんが日本のヘッドコーチになったと想定して、日本へメッセージをください。
新しい年を迎えるに当たり、皆さまには、自分の信じていることに向かって勇気を持って頑張っていただきたいと思っています。一人一人に自分自身の目標があるはずです。その目標を達成するために信念を持って頑張ってほしい、これが私の思いです。