長瀬智也、“ホントに嫌な奴”手塚とおるとバトル
明日1月13日(水)夜10時よりスタートする長瀬智也主演の連続ドラマ「フラジャイル」(フジテレビ系)。
その第1話に手塚とおるが出演することが決定した。
手塚は今回、強烈に憎たらしい“嫌ぁ~な”内科医を怪演し、長瀬演じる主人公と激突する!
「フラジャイル」は、現在「アフタヌーン」(講談社)で連載中の同名漫画(画・恵三朗、原作・草水敏)が原作。
主人公は、長瀬演じる偏屈イケメン天才病理医・岸京一郎。病理医とは手術はせず、組織や細胞を分析して患者の診断を下す医者のこと。岸は常にスーツ姿で全く医者然とせず、口が非常に悪いため度々、他の医者たちと対峙(たいじ)する。
一見、人格破綻者のようにも見えるが、何より優先するべきは患者の命という信念があり、相手を完膚なきまでに論破し打ちのめすのも、自分の診断は絶対であるというデータと論理に裏打ちされた自信と、患者の命を救いたいという思いの表れ。
白衣は着ずに手術もしない、偏屈で毒舌で周囲と対立しながらも、絶対に命を救う…そんな岸の活躍を描く、全く新しい医療エンターテインメントが「フラジャイル」だ。
そんな「フラジャイル」の第1話で手塚が演じるのは呼吸器内科の藤原守。現在、岸ががんだと報告した患者を受け持っており、岸の言う通り、がんの化学療法をおこなっている。しかし全く効果が見られず、逆に抗がん剤が負担をかけているだけに見える。
一方の岸は、そもそも、何のがんか特定するためには新たな検査が必要だと主張しているが、藤原は、自分は最初から肺炎だと思っていた、と聞く耳を持たない。挙げ句、「患者を直接治療しない病理ごときが、無責任に口を出すな」と言い放ち、岸と藤原の激突が幕を開ける。
圧倒的な存在感を放つ悪役を演じれば右に出る者はいない手塚。長瀬と共演をした「華麗なるスパイ」('09年日本テレビ系)でも演じたのはテロリスト役だった。「半沢直樹」('13年TBS系)では、手塚演じる銀行マンの小悪党っぷりが、話題をさらった。
今回手塚は、病理医に対する偏った考えと医師としての多忙さゆえ、どうにもこうにも憎たらしく“嫌ぁ~な”男にしか見えない内科医を怪演する。
毒舌で偏屈な天才医師・岸との大激突は、あまりに激しく、あまりに面白く、結末まで、一瞬たりとも目が離せない!
■手塚とおる コメント
(手塚演じる)藤原医師は、自分では病院のことを思い、自分には正直に生きていると思い、普通に演じていたのですが、監督より「もっと嫌な感じで」とオーダーが。それに従ったのですが…モニターを見ながら監督が「ホント嫌な奴だなぁ」と言っているのを聞き、複雑な気分になりました(笑)。
長瀬智也さんと初めてお仕事したのが、長瀬さんの初主演舞台「青空のある限り」('96年)でした。その時、長瀬さんはまだ17歳で、とても元気でハンサムな少年でした。それから数十年たって、またこうやってお仕事をご一緒させていただくと、とても立派で、たくましい役者さんになられた長瀬さんがいて、すごく感動いたしました。またお仕事、ご一緒できたらいいなぁ。
1月13日(水)スタート
毎週水曜 夜10:00-10:54
フジテレビ系で放送
※初回は夜10:00-11:09
原作=「フラジャイル」(原作・草水敏、漫画・恵三朗)(講談社「アフタヌーン」連載)
脚本=橋部敦子
演出=石川淳一
出演=長瀬智也、武井咲、野村周平・小雪・津田寛治、北大路欣也
第1話出演=上白石萌歌、手塚とおる